書籍カテゴリー:小児科学|皮膚科学

こどものあざによくみる50症状
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こどもの皮膚50症状シリーズ
こどものあざによくみる50症状
どう診て・どう対応するか

1版

  • 国立成育医療センター皮膚科医長 佐々木 りか子 著
  • 愛育病院皮膚科部長 山本 一哉 監修

定価:5,076円(本体4,700円+税8%)

  • 四六倍判 123頁
  • 2007年5月 発行
  • ISBN978-4-525-28461-9

概要

「こどもの皮膚50症状シリーズ」待望の第4弾!!
小児科や皮膚科の外来あるいは,乳児健診で「あざ」の相談をされることは大変に多い.「自然消退するかどうか」「小児科医が専門医に紹介するべき判断要素と適切な時期」について,実践に即して解説しています.「あざ」を診察する際に必要となる知識とノウハウがつまった一冊です.

序文

「こどもの皮膚50症状シリーズ」も第4部「あざ」で結末を迎えることができた.絶えずご支援をいただいた南山堂編集部の皆さんに心から感謝する次第である.
今回の「あざ」については,国立成育医療センター皮膚科医長佐々木りか子先生に,当初から執筆をお願いすることに決めてあった.なぜなら同センター開設にあたって,さまざまな外圧があったが,国立小児病院皮膚科で長年ともに過ごした佐々木先生以外に適任者はいないと信じた方だからである.その後,日本の小児皮膚科学を支えてのご活躍は諸兄姉ご存じのとおりである.
さて,小児科学の泰斗の調査によると,生後1ヵ月までのこどもを持つ母親が,育児に関して持っている悩みの1/3強は皮膚に関するものであったという.このような新生児期の皮膚の悩みには「あざ」が大きな部分を占める可能性が考えられる.したがって医療関係者には,「あざ」についての質問が,いろいろな機会に多くなされるに違いない.そして,そのような場合には,できるだけ誤った説明が行われることのないようにしたいものである.そのためには「あざ」に関しての最新の情報が提供されなければ意味がないことになる.今,ここにその目的に最適任の著者による,最新の知見が網羅された「こどもの皮膚50症状シリーズ」完結編である「あざ」が上梓されたことは本当に喜ばしいことである.

2007年春  愛育病院皮膚科部長  山本 一哉



小児科や皮膚科の外来診療,あるいは,乳児検診で,あざの相談をされることは大変多いと思います.
この本では,日常,非常によく遭遇すると考えられる,比較的軽症のあざを中心に述べてあります.
したがって皮膚科を研修する医師や小児科医を対象にしていますが,皮膚専門医にも十分役立つものと考えています.
そして,とくにあざを診察した際に重要な知識と指導の要点として,
1.自然消退するかどうか
2.小児科医が専門医に紹介するべき判断要素と適切な時期
について実践に即して記してあります.
最近は,あざ用のレーザーも普及し,一般的なあざには健康保険が適用されていますから,レーザー治療に対する知識も知っておかなければならないでしょう.
今後レーザー治療はさらに進んで,ここに記したことも古いと言われる時代がすぐやってくるとは思いますが,少なくとも現在の状況を,小児専門病院の皮膚科から発信しておきたいと思います.

2007年3月  佐々木りか子


目次

I.母斑とは
 1.血管腫
 2.メラノサイト系母斑
II. 症状の診かた
III. あざのレーザー治療に適した年齢と麻酔の必要性について
IV. あざによくみる50症状
 1.苺状血管腫
 2.苺状血管腫
 3.苺状血管腫
 4.苺状血管腫
 5.苺状血管腫兼海綿状血管腫
 6.苺状血管腫
 7.苺状血管腫
 8.単純性血管腫(Sturge-Weber症候群)
 9.サモンパッチ
 10. サモンパッチ
 11.サモンパッチ
 12.ウンナ母斑
 13.単純性血管腫(Klippel-Trenaunay-Weber症候群)
 14.先天性毛細血管大理石様皮斑
 15.星芒状血管腫
 16.毛細血管性血管腫
 17.毛細血管拡張性肉芽腫
 18.色素性母斑
 19.色素性母斑
 20.色素性母斑(獣皮様母斑)
 21.色素性母斑
 22.足底の色素性母斑
 23.足底の色素性母斑
 24.爪甲線条母斑
 25.爪床母斑
 26.手掌の色素性母斑
 27.亀頭部の色素性母斑
 28.有毛性色素性母斑
 29.サットン母斑
 30.ダーモスコピー
 31.青色母斑
 32.太田母斑
 33.太田母斑 ―思春期―
 34.異所性蒙古斑 ―下肢―
 35.異所性蒙古斑 ―手背―
 36.異所性蒙古斑 ―肩から上腕―
 37.扁平母斑
 38.脂腺母斑
 39.脂腺母斑
 40.先天性皮膚欠損
 41.表皮母斑
 42.神経線維腫症1型
 43.神経線維腫症1型
 44.神経線維腫症1型
 45.McCune-Albright症候群
 46.色素失調症 Bloch-Sulzberger症候群
 47.葉状白斑(結節性硬化症)
 48.血管線維腫(結節性硬化症)
 49.肥満細胞症
 50.平滑筋母斑(立毛筋母斑)