書籍カテゴリー:癌・腫瘍学

What's New in Oncology がん治療エッセンシャルガイド
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What's New in Oncology がん治療エッセンシャルガイド

第4版

  • トーマス・ジェファーソン大学腫瘍内科教授 佐藤隆美 編
  • 独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA) 理事長 藤原康弘 編
  • 杏林大学医学部腫瘍内科学教授 古瀬純司 編
  • 亀田総合病院腫瘍内科部長 大山 優 編

定価:10,584円(本体9,800円+税8%)

  • B5判 424頁
  • 2019年4月 発行
  • ISBN978-4-525-42024-6

概要

“Up-to-Date”ながん治療法を“実践的”かつ“詳しく”解説!

日本のすべてのがん治療医必携!25のがん種についてGlobal Standardに基づいた最新の治療方法を各領域の専門医が詳述.治療方法は薬物療法を中心に,エビデンスに基づき実践で役立つように詳しく解説.本書をご購入いただいた方は,電子版(基礎知識編も収録)を無料でダウンロードいただけます.

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序文

 近年,免疫チェックポイント阻害薬や多くの分子標的薬が開発,承認されたことにより,がんの治療は大きな転換期を迎えている.いまや多くのがん患者を対象にして,免疫チェックポイント阻害薬や分子標的薬を組み入れた臨床試験が行われ,これらの新薬を基軸にした新しい標準的治療が確立されてきている.同時に,いままでの抗がん薬や免疫療法にはなかった独特の副作用に対する知識,対応が求められるようになり,従来の教科書やハンドブックに書かれている情報では,日常のがん診療に対応することが困難になってきている.
 このような変化に迅速に対応するため,今回の改訂4版では,目次項目と記載内容の全面的な見直しを行い,実践に直結した内容をより充実させることを優先した.そのなかでも特に,分子標的薬および免疫チェックポイント阻害薬の副作用とそれに対する対策についての記載を充実させ,これらの新しい治療を受ける患者の管理をより迅速かつ的確に行えるように配慮して改訂を進めた.
 また「What's New in Oncology」という本書の書名にふさわしいように,最もUp-to-Dateな情報を各領域の専門家の手により多くの読者に届けることに努めた.著者の方々には,新たに確立された治療方法,注目すべきトピック(新しい知見,進行中の臨床試験など)について紹介していただくとともに,それぞれのがんの今後の診断・治療の展望についても概説していただいた.本書がこのような改訂を行うことにより,大きく変わりゆくがんの治療を担当する医師,医療従事者の座右の書としての役割を担っていくことを編者一同心から願っている.
 最後に,ご多忙のなかご執筆いただいた著者の先生方に,この場をお借りして深謝させていただきたい.また,その原稿に記載された多くの新しい情報について,その正確性と妥当性を時間をかけて吟味していただいた共同編者の藤原康弘先生,古瀬純司先生,大山優先生に対してもその労をねぎらわせていただくとともに,本書の企画趣旨を理解し,今回の改訂を承認,支援していただいた南山堂,特に日米両国にわたる著者から提出された原稿の査読・修正・校正について日夜を問わず迅速に対応していただいた熊倉倫穂氏に感謝申し上げたい.

2019年4月
佐藤隆美

目次

1.中枢神経系腫瘍
2.頭頸部がん
3.肺がん,悪性胸膜中皮腫
 1.肺がん
 2.悪性胸膜中皮腫
4.乳がん
 1.乳がん治療の基礎知識
 2.乳がんの薬物療法
 3.乳がんの外科治療
5.食道がん
6.胃がん
7.原発性肝がん
8.胆道がん
9.膵がん
10.結腸・直腸がん
11.腎細胞がん
12.尿路上皮がん:膀胱がん,腎盂・尿管がん
13.前立腺がん
14.婦人科がん
15.胚細胞腫瘍
16.骨・軟部腫瘍
17.皮膚がん
 1.悪性黒色腫
 2.有棘細胞がん
 3.基底細胞がん
 4.乳房外パジェット病
 5.メルケル細胞がん
18.内分泌がん
 1.甲状腺がん
 2.副腎がん
19.膵消化管神経内分泌腫瘍
20.原発不明がん
21.白血病:急性白血病,慢性骨髄性白血病
 1.急性白血病
 2.慢性骨髄性白血病
22.悪性リンパ腫
23.多発性骨髄腫
24.造血幹細胞移植
25.HIV関連悪性腫瘍

■基礎知識編(電子版に収録)
1.がん治療に必要な基礎知識
2.がんプレシジョンメディシン
3.Oncologic Emergenciesと全身管理
4.がん治療に必要な支持療法
 1.感染症の予防と治療
 2.感染症対策としての口腔ケア
 3.胸水,腹水,心嚢水の治療
 4.抗がん薬による悪心・嘔吐の予防と治療
 5.骨髄障害の予防と治療
 6.抗がん薬の血管外漏出の予防と対応
 7.抗がん薬による過敏性反応への対応
 8.中心静脈ポートの管理
 9.血栓症の予防と治療
 10.骨転移の治療と有害事象対策
 11.分子標的薬の副作用と対策
 12.免疫チェックポイント阻害薬の副作用と対策
5.腎障害・肝障害および合併症患者のがん薬物療法の注意点
 1.腎障害・肝障害患者の注意点
 2.化学療法による心血管毒性と心血管疾患を基礎にもつ患者への薬剤使用の注意点
6.緩和ケアの薬物療法
7.遺伝性腫瘍の診療
8.後方支援連携の実際
用語解説