書籍カテゴリー:臨床看護学

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在庫状況:絶版

ナースのための神経内科学

第2版

  • 東京都立神経病院 院長 平井俊策 編

定価:3,240円(本体3,000円+税8%)

  • A5判 348頁
  • 1998年 発行
  • ISBN978-4-525-51812-7
  • ISBN4-525-51812-X

概要

21世紀は脳の世紀とよばれ,また現在以上の高齢化社会を迎えることになり,神経疾患の重要性がさらに増大することは明らかです.本書は,そんな時代の要請に応えるべく,最新知識を盛り込んで全面的に書き改められました.ナースが神経内科学を学ぶ際,役立つ1冊.

目次

総  論
A.看護からみた神経・筋疾患
1.はじめに
2.神経系の特徴
3.神経症候とは
4.神経学的診察とは
5.神経・筋疾患の特徴と看護の重要性
B.主要神経症候と看護の要点
1.意識障害とその看護
1.意識障害とは
2.意識障害の分類
3.意識障害を起こす疾患
4.意識障害の鑑別
5.意識障害を示す患者の看護
2.失神とその看護
1.失神とは
2.失神と他の原因による意識障害との鑑別
3.失神を示す患者の看護
3.痙攣とその看護
1.痙攣とは
2.痙攣の各型

   a.コンバルション
   b.スパスム
   c.クランプ
   d.テタニー
   e.ミオクロヌス,ジストニー,バリスム,チック
3.痙攣を示す患者の看護

   a.てんかん性痙攣
   b.喉頭攣縮
   c.ヒステリー性痙攣
   d.その他の痙攣
4.痴呆とその看護
1.痴呆とは
2.痴呆の診断基準
3.痴呆の頻度
4.痴呆の原因疾患と鑑別診断
5.痴呆を示す患者の治療と看護

   a.疾患の治療
   b.日常生活活動の維持
   c.介護・生活支援サービス
5.頭痛・頭重とその看護
1.頭痛・頭重とは
2.頭痛の病態生理
3.頭痛の分類と原因疾患
4.主な頭痛の内容

   a.緊張型頭痛
   b.片頭痛
   c.群発頭痛
   d.脳血管障害
   e.頭蓋内占拠性病変
   f.頭部神経痛
5.頭痛患者の治療と看護
6.めまいとその看護
1.めまいとは
2.めまいと平衡覚
3.めまいを起こす重要な疾患

   a.メニエール病
   b.良性発作性頭位めまい
   c.前庭ニューロン炎
   d.脳幹・小脳性めまい
   e.頸性めまい
4.めまい患者の治療と看護

   a.急性期
   b.亜急性期、慢性期
   c.めまいの長期的コントロール
7.不眠とその看護
1.不眠とは
2.不眠の分類
3.不眠の原因疾患
4.不眠患者の治療と看護
8.嚥下障害とその看護
1.嚥下障害とは

   a.第一相 口腔咽頭相
   b.第二相 咽頭食道相
   c.第三相 食道相
2.嚥下障害の原因となる神経・筋疾患
3.嚥下障害を示す患者の治療と看護
9.呼吸障害とその看護
1.呼吸障害の原因となる神経・筋疾患
2.呼吸障害を示す患者の治療と看護

   a.観察の要点
   b.吸引器の準備
   c.気道の確保
   d.看護の重要性
10.運動麻痺とその看護
1.運動麻痺とは
2.運動機能に関する解剖
3.運動麻痺の原因疾患
4.末梢神経性麻痺の特徴と評価
5.中枢性麻痺の特徴と評価
6.運動麻痺を示す患者の治療と看護
11.失調症とその看護
1.失調症とは
2.失調症に関する解剖
3.失調症の症状と評価
4.失調症の原因疾患
5.失調症を示す患者の治療と看護
12.錐体外路症候とその看護
1.錐体外路とは
2.錐体外路症候とは
3.パーキンソン症候群
4.不随意運動群
5.錐体外路症候を示す患者の治療と看護

   a.薬物療法
   b.精神的支持
   c.日常生活指導
13.感覚障害とその看護
1.感覚の分類
2.感覚障害とは
3.感覚に関する解剖
4.病変部位による感覚障害の分類
5.特殊感覚の障害

   a.嗅覚障害
   b.視覚障害
   c.味覚障害
   d.聴覚障害
   e.平衡覚障害
6.感覚障害を示す患者の治療と看護

   a.体性感覚障害
   b.特殊感覚の障害
14.筋萎縮とその看護
1.筋萎縮とは
2.筋萎縮の診かたの要点
3.筋萎縮に伴う症状
4.筋萎縮の補助検査
5.神経原性筋萎縮をきたす疾患
6.筋原性筋萎縮をきたす疾患
7.筋萎縮を示す患者の治療と看護
15.高次脳(神経)機能障害とその看護
1.高次脳機能障害とは
2.失 語
3.失読,失書
4.失 行
5.失 認
6.高次脳機能障害を示す患者の治療と看護
16.排尿障害とその看護
1.排尿の神経機序
2.排尿障害の分類と原因疾患
3.排尿障害を示す患者の治療と看護
17.褥瘡とその看護
1.褥瘡の発生機序と好発部
   a.人間の皮膚の構造と機能
   b.褥瘡の好発部位と発生機序
   c.褥瘡の重症度と経過
2.褥瘡の予防・治療と看護

   a.褥瘡の予防
   b.褥瘡の治療
C.主要な補助検査とナースの役割
1.髄液検査
1.適 応
2.禁 忌
3.準備する器具
4.方 法
   a.穿刺部位
   b.体 位
   c.手 技
   d.副作用
5.髄液の性状
   a.外 観
   b.細胞数
   c.たんぱく量
   d.髄液たんぱく分画
   e.糖
   f.クロール Cl
   g.血清学的検査
   h.トリプトファン反応
6.ナースの役割
2.電気生理学的検査
1.脳 波
   a.対 象
   b.基本的事項
   c.脳波の賦活法
   d.正常覚醒時脳波
   e.睡眠脳波
   f.異常脳波
   g.ナースの役割
2.筋電図

   a.針筋電図
   b.表面筋電図
3.誘発筋電図
   a.運動神経伝導速度
   b.反復刺激法
4.感覚神経伝導速度
5.聴覚性脳幹反応
3.生 検
1.筋生検

   a.準備する器具
   b.生検手技
   c.標本作製
   d.筋生検所見
   e.主な異常所見
2.神経生検

   a.適 応
   b.生検部位
   c.準備する器具
   d.手術手技
   e.標本の作製
   f.病理所見
3.直腸生検
4.ナースの役割
4.X線検査
1.頭蓋単純撮影
2.脊椎単純撮影
3.脳血管撮影

   a.適 応
   b.準 備
   c.読 影
   d.副作用
4.コンピューター断層撮影
   a.適応と撮影法
   b.読 影
5.ミエログラフィー

   a.適 応
   b.手 技
   c.所 見
   d.副作用
   e.検査後の処置
5.ラジオアイソトープ
1.脳スキャン
2.脳槽シンチグラフィー
3.脳循環の測定
4.ポジトロンCT
6.その他
1.磁気共鳴画像
   a.MRIの特徴
   b.MRIの基本的事項
   c.適 応
   d.読 影
2.自律神経機能検査
   a.瞳孔異常
   b.発汗試験
   c.サーモグラフィー
   d.起立血圧試験
   e.膀胱機能検査
D.神経疾患のリハビリテーションにおけるナースの役割
1.疾患と障害の構造
2.廃用症候群の予防と看護
3.日常生活動作の指導と介護
4.歩行と移動能力
5.看護とリハビリテーション
各  論
1.脳血管障害
1.脳血管障害とは
2.脳血管障害の分類
3.脳血管障害の臨床症状
   a.脳出血
   b.くも膜下出血
   c.脳血栓症
   d.脳塞栓症
   e.一過性脳虚血発作
   f.高血圧性脳症
   g.慢性脳循環不全症
4.脳血管障害の診断と検査
5.脳血管障害〜急性期の治療と看護
6.脳血管障害〜慢性期の治療と看護
2.退行変性疾患
1.退行変性疾患とは
2.痴呆を主症状とするもの
   a.アルツハイマー型痴呆
   b.ピック病
3.錐体外路症状を主症状とするもの
   a.パーキンソン病
   b.線条体黒質変性症
   c.進行性核上性麻痺
   d.ハンチントン舞踏病
4.運動失調を主症状とするもの
  A.非遺伝性のタイプ

   a.オリーブ橋小脳萎縮症
   b.晩発性小脳皮質萎縮症
  B.遺伝性のタイプ

   a.フリードライヒ運動失調症
   b.家族性痙性対麻痺
   c.遺伝性OPCA
   d.マシャド・ジョセフ病
   e.歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症
   f.ホームズ型遺伝性運動失調症
5.運動ニューロン症状を主症状とするもの
   筋萎縮性側索硬化症
6.自律神経症状を主症状とするもの
   a.シャイ・ドレガー症候群
7.退行変性疾患の治療と看護
   a.薬物療法など
   b.退行変性疾患の患者への対応
   c.リハビリテーション
   d.外傷の予防
   e.急死の危険性
   f.末期の看護
3.感染性疾患1.神経系の感染性疾患
2.髄膜炎
   a.急性細菌性髄膜炎
   b.亜急性髄膜炎
   c.ウイルス性髄膜炎
3.ウイルス性脳炎ないし脊髄炎
   a.急性ウイルス性脳炎
   b.急性脊髄炎
   c.亜急性ないし慢性脳炎
   d.慢性脊髄炎
   e.その他
4.プリオン感染症
5.脳膿瘍
6.神経梅毒
7.感染性疾患の治療と看護
4.脱髄疾患
1.脱髄疾患とは
2.多発性硬化症
   a.診断基準
   b.検 査
   c.多発性硬化症の治療と看護
3.急性散在性脳脊髄炎
   a.分 類
   b.症 状
   c.検 査
   d.治 療
4.白質ジストロフィー
   副腎白質ジストロフィー
5.脳腫瘍1.脳腫瘍とは
2.脳腫瘍の頻度
3.臨床症状
4.診 断
5.代表的な脳腫瘍の特徴
   a.脳実質より発生する腫瘍
   b.脳実質以外より発生する腫瘍
   c.遺残組織から発生する腫瘍
   d.転移性腫瘍
6.脳腫瘍の治療と看護
6.脊髄疾患1.脊髄疾患とは
2.脊髄疾患に関する解剖
3.脊髄障害による神経学的症状
4.脊髄の障害部位による症状の特徴
   a.急性横断性脊髄障害
   b.脊髄半側切断症候群
5.脊髄の血管性障害
   a.前脊髄動脈症候群
   b.脊髄出血
   c.脊髄血管奇形
6.脊髄の圧迫性疾患
   a.脊髄腫瘍
   b.変形性脊椎症
   c.後縦靱帯骨化症
   d.腰部椎間板ヘルニア
7.脊髄空洞症
8.炎 症
   a.脊髄炎
   b.脊髄癆
   c.HTLV-1 associated myelopathy:HAM
9.代謝性・変性性疾患   亜急性連合性脊髄変性症
10.脊髄疾患の看護
7.ニューロパチー
1.ニューロパチーとは
2.診 断
   a.問 診
   b.診 察
   c.補助検査
3.主なニューロパチー
   a.中毒性ニューロパチー
   b.内分泌、代謝性疾患に伴うニューロパチー
   c.ギラン・バレー症候群
   d.慢性炎症性脱髄性多発神経根ニューロパチー
   e.膠原病に伴うニューロパチー
   f.悪性腫瘍に伴うニューロパチー
   g.乏血性ニューロパチー
   h.絞扼性ニューロパチー
   i.遺伝性ニューロパチー
4.脳神経単麻痺   特発性末梢性顔面神経麻痺(Bell麻痺)
5.ニューロパチーの治療と看護
8.ミオパチー
1.ミオパチーとは
2.進行性筋ジストロフィー症
   a.デュシェンヌ型進行性筋ジストロフィー
   b.ベッカー型進行性筋ジストロフィー
   c.肢帯型筋ジストロフィー
   d.顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー
   e.遠位型ミオパチー
   f.先天性筋ジストロィー
3.筋強直症候群
   a.筋強直性ジストロフィー
   b.先天性筋強直症
4.先天性ミオパチー
5.ミトコンドリア脳筋症
6.多発性筋炎
7.重症筋無力症
   a.診 断
   b.治 療
   c.クリーゼ
8.筋無力症候群
9.周期性四肢麻痺
10.代謝性ミオパチー
11.内科疾患、内分泌疾患に伴うミオパチー
   a.甲状腺中毒性ミオパチー
   b.甲状腺機能低下に伴うミオパチー
12.ミオパチーの治療と看護
9.代謝性神経疾患1.代謝性神経疾患とは
   a.ウィルソン病
   b.急性ポルフィリン症
   c.家族性アミロイドポリニューロパチー
   d.ビタミン欠乏症
2.代謝性神経疾患の治療と看護
10.先天異常・脳性麻痺1.先天異常・脳性麻痺とは
2.先天異常・脳性麻痺の病態生理
3.先天異常・脳性麻痺の臨床症状
4.先天異常・脳性麻痺の予後
5.先天異常・脳性麻痺の治療と看護11.自律神経疾患および発作性疾患1.自律神経疾患
   a.主な自律神経疾患
   b.自律神経疾患の看護
2.発作性疾患
   a.てんかん
   b.ナルコレプシー