書籍カテゴリー:栄養学

生化学

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生化学

改訂4版

  • 実践女子短期大学教授 奥野 和子 著
  • 日本女子大学教授 飯塚 美和子 著
  • 鹿児島純心女子大学教授 大久保 美智子 著
  • 筑波大学講師 麻見 直美 著
  • 元岐阜市立女子短期大学教授 飯塚 和明 著

定価:3,080円(本体2,800円+税10%)

  • B5判 192頁
  • 2004年4月 発行
  • ISBN978-4-525-63314-1
  • ISBN4-525-63314-X

概要

生化学に興味をもって基礎から学ぶことのできると定評の教科書の最新版.
管理栄養士国家試験の新しい出題基準に沿って内容を刷新した.生化学を学ぶ際に重要なことがらである,共通の経路の代謝反応を一貫性をもって理解できる.また巻末に化学を学んだことのない学生のために"化学の基礎知識"をまとめた.

序文

栄養の専門職を目指す学生の資質の向上を図るために,栄養教育の体系が見直され,新たなカリキュラムに基づいた管理栄養士・栄養士の養成が開始された.これらを踏まえて2002年8月には,「管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)」が新たに示された.
そこで,今回は管理栄養士国家試験出題基準に対応した内容となるように,本書第3版の一部を改訂した.第5章の名称を「個体の調節機構と恒常性」と変え,新たに「情報伝達の機序」,「生体における増殖分化と再生修復」を加筆したことがその例である.また,健康に関連する分野を専門とする者にとって“エビデンスベイスト”(evidence based),すなわち科学的根拠に基づいた情報を伝える責任があり,一方学生は科学的根拠に基づいた知識を身に付ける必要性が重要視される.そのためにも生化学の基礎的知識が必要となる.
本書は栄養学,看護学,家政学,生活学などを専門として学ぶ学生を対象に,専門の基礎を築くために1988年に出版された.それ以来,新しい知見に基づき加筆したり,あるいは化学を学んだことのない学生が生化学を難しいと思うことなく興味を持って学ぶことができるように,「化学の基礎」を巻末に加えたりして改訂を重ねてきた.今回の改訂もこれと軌を一つにする.
今後も生化学の進歩に合わせて,その知識を正しくわかりやすく伝える努力をしていきたい.

2004年1月 著者ら

目次

第1章 生化学と生命現象
1 生化学の対象
2 生命現象
3 生命現象の解明を求めて
4 生化学的方法の概要

第2章 生体の構成
A.人体の構成
B.細胞の構造と機能
C.体液の組成

第3章 生体成分の化学
A.たんぱく質
B.酵 素
C.核 酸
D.糖 質
E.脂 質

第4章 生体成分の代謝
A.糖質の代謝
B.脂質の代謝

C.たんぱく質の代謝
D.遺伝情報の伝達と発現
E.エネルギー代謝
F.無機質の代謝
G.代謝物の排出

第5章 個体の調節機構と恒常性
A.情報伝達の機序
B.恒 常 性
C.ホルモンの作用機序と分泌調節
D.免疫と生体防御
E.生体における増殖分化と再生修復

糖質・脂質・アミノ酸代謝の相互関係
生化学を学ぶまえに〜化学の基礎
略語表