書籍カテゴリー:基礎薬学

総合製剤学

在庫状況:絶版

総合製剤学

1版

  • 東京大学教授 杉山雄一 編著
  • 千葉大学教授 山本恵司 編著

定価:7,020円(本体6,500円+税8%)

  • B5判 500頁
  • 2000年5月 発行
  • ISBN978-4-525-77021-1
  • ISBN4-525-77021-X

概要

本書は薬学部学生,大学院生,薬剤師のために最新情報を含む薬剤学,製剤学の基礎と応用を学べるよう編纂されたものである.全体を通じて理解しやすいように内容を整理し,多くの図表とチャートを用い,また「演習問題」を掲載し,読者が自ら理解度をチェックできるように工夫してある.

目次

1 生物薬剤学
1 生体膜透過
 1-1.組織細胞の構造的特徴
 1-2.生体膜輸送機構の分類
 1-3.生体膜透過速度の測定法
 1-4.薬物の物性と生体膜透過性
2 吸 収
A.消化管吸収
 2-1.消化管の生理解剖学的特徴
 2-2.消化管吸収機構
 2-3.消化管吸収の評価法
B.消化管外からの吸収(非経口吸収)
 2-4.経皮吸収
 2-5.直腸吸収
 2-6.その他の部位からの吸収

3 分 布
 3-1.組織分布性(平衡状態および
非平衡状態)の支配要因
 3-2.標的組織への分布
4 代 謝
 4-1.第1相代謝と第2相代謝
 4-2.代謝による薬効・毒性の変化
 4-3.代謝の変動要因

5 排 泄
A.腎排泄
 5-1.腎臓の生理解剖学的特徴
 5-2.薬物の腎排泄機構
 5-3.薬物の腎排泄評価法
 5-4.腎障害時における薬物の腎排泄
 5-5.薬剤による腎障害
B.胆汁排泄
 5-6.肝臓の生理解剖学的特徴
 5-7.肝への取り込み機構
 5-8.肝細胞内輸送機構
 5-9.胆汁排泄機構
 5-10.胆汁排泄を評価する実験系と解析方法

6 ファーマコキネティクス
 6-1.コンパートメントモデル解析とモデル非依存性の解析
 6-2.生理学的ファーマコキネティクス
 6-3.DDSとファーマコキネティクス

7 臨床薬物速度論
 7-1.血中濃度に基づくTDMの重要性
 7-2.ポピュレーションファーマコキネティクス

8 薬物相互作用
 8-1.臨床での薬物治療における重要性
 8-2.分布容積に対する影響
 8-3.代謝クリアランスに対する影響
 8-4.排泄クリアランスに対する影響
 8-5.バイオアベイラビリティに対する影響

9 ファーマコダイナミックス(薬効発現の速度論)
 9-1.血中薬物濃度推移と薬効の関係
 9-2.効果コンパートメント
 9-3.効果コンパートメントの特定

10 ドラッグデリバリーシステム(DDS)
 10-1.放出制御型DDS
 10-2.吸収改善を目的としたDDS
 10-3.標的指向型DDS
2 物理薬剤学
1 熱力学的性質
 1-1.熱力学の基礎
 1-2.希薄溶液の束一性
 1-3.酸と塩基
 1-4.物質の状態と相平衡
 1-5.溶解度
2 拡散,溶解および放出現象
 2-1.拡散
 2-2.溶解
 2-3.製剤からの薬物の放出
3 粉体工学
 3-1.粒子径と表面積,細孔分布
 3-2.粒子群の性質
 3-3.多形と結晶状態
4 界面化学
 4-1.界面活性と界面活性剤
 4-2.表面張力の測定
 4-3.表面吸着
 4-4.界面活性剤の性質
 4-5.エマルションとサスペンション
 4-6.コロイド
5 化学反応速度論
 5-1.反応速度と反応次数
 5-2.いろいろな反応
 5-3.反応速度に影響する因子
 5-4.医薬品の安定性の予測と安定化
6 レオロジー
 6-1.変形と流動
 6-2.弾性と粘性,塑性
 6-3.粘弾性
 6-4.レオロジー的性質の測定
7 分子間相互作用
 7-1.分子間相互作用と分子間力
 7-2.相互作用の発現と利用
 7-3.研究方法
8 有効性の向上とバイオアベイラビリティ
 8-1.製剤とバイオアベイラビリティ
 8-2.バイオアベイラビリティの向上を目的とした製剤技術
9 製剤の調製
 9-1.GMP
 9-2.固形製剤
 9-3.液状製剤
 9-4.軟膏剤,坐剤および生薬・漢方製剤
 9-5.無菌製剤
 9-6.製剤試験法
 9-7.品質管理
 9-8.包装・容器