書籍カテゴリー:臨床薬学|基礎薬学

最新医療薬学 I

在庫状況:絶版

最新医療薬学 I

1版

  • 東京大学医学部教授 伊賀立二 編著
  • 京都大学医学部教授 乾 賢一 編著
  • 九州大学薬学部教授 澤田康文 編著

定価:5,076円(本体4,700円+税8%)

  • B5判 388頁
  • 1998年 発行
  • ISBN978-4-525-77031-0
  • ISBN4-525-77031-7

概要

医療現場で薬学の専門家として活躍しているばかりでなく,基礎薬学での教育経験も豊富な執筆者を中心に,この分野の標準的な教科書として,医療薬学の学問としての体系化に寄与することを目指して編集された.Iは学部学生を対象に,IIは主に医療系大学院での教科書を念頭に編集されたが,医療現場でも有用な実践書でもある.

目次

 医療薬学-総論
1-1.医療薬学とは
1-1-1.医療薬学への流れ
1-1-2.医療薬学が包括する範囲
1-2.医療薬学の展開
1-3.医薬品の適正使用と医療薬学

 わが国における医療制度
2-1.はじめに
2-2.医療保険制度
2-2-1.医療保険制度の変遷
2-2-2.医療保険の種類と内容
2-2-3.公費負担医療制度
2-3.薬価基準制度
2-3-1.薬価基準とは
2-3-2.薬価基準制度の変遷
2-3-3.薬科基準への収載
2-3-4.薬価算定方式
2-3-5.薬価基準告示官報の見方
2-3-6.薬価基準制度の問題点
2-4.医療制度と医薬分業
2-4-1.現状と問題点
2-4-2.医薬分業と「かかりつけ薬局」
2-4-3.医薬分業と患者教育
2-5.医療制度と法
2-5-1.医療法
2-5-2.薬剤師法
2-5-3.保険医療機関および保健医療養担当規則
2-5-4.保険薬局および保険薬剤師療養担当規則
2-5-5.介護保険制度
2-6.医療保険制度と医薬品の適正使用
2-7.わが国における医療制度の問題点


 医薬品の有効性と安全性
3-1.医薬品の開発
3-1-1.医薬品とは
3-1-2.医薬品の開発
3-1-3.医薬品開発のプロセス
3-2.非臨床試験
3-2-1.非臨床試験とは
3-2-2.毒性試験
3-2-3.薬理学的検討
3-2-4.薬物動態試験
3-3.臨床試験(治検)とは
3-3-1.第I相試験
3-3-2.第 II 相試験
3-3-3.第 III 相試験
3-3-4.治験の実際
3-3-5.治験の実地と管理の実際
3-3-6.新医薬品の誕生
3-4.医薬品の評価
3-4-1.市販後の安全対策
3-4-2.市販後調査(PMS)と再審査・再評価制度
3-4-3.副作用報告制度

 医療人としての薬剤師
4-1.医薬分業とは
4-1-1.医薬分業とは
4-1-2.歴史的経過から見た医薬分業の意義
4-1-3.医薬分業の今日的意義
4-2.地域医療における薬剤師
4-2-1.少子高齢化の進展
4-2-2.地域医療体制の整備
4-2-3.地域医療と薬剤師
4-3.医療人としての薬剤師

 調剤の基礎
5-1.調剤の概念
5-2.処方と調剤
5-2-1.処方と処方せん
5-2-2.処方せんに関する法令等
5-2-3.交付処方せんと非交付処方せん
5-2-4.調剤
5-3.処方せんの読み方
5-3-1.処方せんの確認および様式
5-3-2.被保険者記号・番号,保険者の確認
5-3-3.患者名などの確認    (手書き処方せんの場合)
5-3-4.調剤薬の特定
5-3-5.その他の確認事項
5-4.処方鑑査
5-4-1.処方「鑑査」と処方「監査」
5-4-2.処方鑑査
5-4-3.処方鑑査の手順
5-4-4.薬名の書き違いあるいは    処方オーダシステムの入力違いに注意
5-4-5.分量
5-4-6.服用回数
5-4-7.用法
5-4-8.投与日数
5-4-9.配合変化

 服薬指導と薬歴管理
6-1.服薬指導とは
6-2.服薬指導と薬剤師
6-3.服薬指導
6-3-1.患者への薬品情報の提供
6-3-2.薬剤管理
6-4.外来患者への服薬指導
6-4-1.病院における服薬指導の診療報酬    (薬剤情報提供加算)
6-4-2.保険薬局における服薬指導の診療報酬    (薬剤服用歴管理指導料,     重複投与・相互作用防止加算,     薬剤情報提供加算,服薬情報提供料)
6-5.入院患者への服薬指導
6-5-1.病院における服薬指導の診療報酬    (薬剤管理指導料)
6-6.在宅患者への服薬指導
6-6-1.在宅患者訪問薬剤管理指導料
6-6-2.寝たきり老人訪問薬剤管理指導料

 製剤の基礎
7-1.院内製剤(特殊製剤)とは
7-1-1.院内製剤とは(概念とその解釈)
7-1-2.院内製剤の推移
7-1-3.院内製剤の現状
7-1-4.院内製剤の業務指針
7-1-5.院内製剤の実例
7-1-6.チーム医療への参画
7-1-7.今後の問題点
7-2.高カロリー輸液と在宅医療
7-2-1.輸液の歴史
7-2-2.IVHの適応
7-2-3.投与液の組成
7-2-4.IVH施行時の管理
7-2-5.在宅中心静脈栄養
7-2-6.経腸栄養剤

 薬品管理
8-1.薬品管理とは
8-1-1.在庫管理
8-1-2.品質管理
8-2.病院における薬品管理
8-2-1.薬品管理システムの機器構成
8-2-2.ターンアラウンド伝票方式による購入管理
8-2-3.検収および入庫処理
8-2-4.ABC分析を利用した重点管理
8-2-5.薬品マスター
8-2-6.処方オーダによる供給管理
8-2-7.総合治療センター(ICU,HCU,CCU)    における薬品管理
8-3.医薬品の品質管理
8-3-1.納品時における品質チェック
8-3-2.物理化学的安定性を考慮した保管
8-3-3.新薬採用時の製剤学的試験

 医薬品情報
9-1.医薬品の適正使用と医薬品情報
9-2.医薬品情報の収集と解析
9-2-1.必要とされる薬品情報の種類
9-2-2.薬品情報の収集・解析
9-2-3.薬品情報の遡及調査と解析
9-2-4.薬品情報の前向き調査と解析
9-3.医薬品情報の構築と提供
9-3-1.医薬品情報テーマの抽出と収集,    得られた情報の評価,解決案,再構築
9-4.医薬品添付文書
9-4-1.添付文書とは
9-4-2.添付文書記載用語の意味
9-4-3.医薬品情報としての添付文書

 薬剤疫学
10-1.薬剤疫学とは
10-1-1.薬剤疫学と適正使用情報
10-1-2.介入的研究と観察的(非介入的)研究
10-2.薬効・安全性の評価
10-2-1.安全性評価のためのシステム
10-2-2.安全性評価のための方法
10-2-3.観察的研究による有効性の評価法

 臨床薬物動態学
11-1.薬物の体内動態
11-1-1.吸収
11-1-2.分布
11-1-3.代謝
11-1-4.排泄
11-2.投与経路,剤形と薬物動態
11-2-1.剤形と吸収
11-3.薬物動態学の臨床応用
11-3-1.コンパートメント・モデルの考え方
11-3-2.非線形コンパートメントモデル
11-3-3.薬物の体内動態パラメータ
11-3-4.薬物動態パラメータの推定方法
11-3-5.ノンコンパートメント解析法
11-4.薬物動態の変動要因
11-4-1.病態と薬物体内動態
11-4-2.加齢と薬物体内動態
11-5.薬物間相互作用
11-5-1.薬物間相互作用の機構
11-5-2.薬物間相互作用の具体例

付 表