書籍カテゴリー:臨床薬学

調剤報酬2018-19 改定点フォーカスガイド
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「Rp.+ レシピプラス」特別編集
調剤報酬2018-19 改定点フォーカスガイド
薬学管理からのアプローチ

1版

  • オフィス シリウス 山口路子 著

定価:1,296円(本体1,200円+税8%)

  • A5判 76頁
  • 2018年10月 発行
  • ISBN978-4-525-78861-2

概要

調剤報酬改定のポイントがスッキリわかる!

2018年度調剤報酬改定のポイントをスッキリまとめた早わかりガイド.改定ポイントを図解して整理するとともに,具体例を示しながら算定要件などを丁寧に解説した.保険薬局のレセプト業務で抱える悩みや疑問はこの一冊で解決!!

序文

 平成28年4月の調剤報酬の改定で示された「薬局の求められる機能とあるべき姿」と,「地域包括ケアシステム」が求める薬局業務について,この2年間,あなたは薬剤師として何を実践しましたか?「かかりつけ薬剤師」の仕事に手応えはありましたか?
 本年の改定では基準調剤加算が廃止され,地域支援体制加算として再編成されています.地域支援体制加算は調剤技術料に分類されますが,算定要件には質の高い薬学管理業務を行うための体制整備が規定されています.調剤技術料の伸びは抑えられ,薬局経営を支えるうえで薬学管理料は重要な位置づけとなりました.複数ある薬学管理料改定項目も,薬剤服用歴管理指導料の要件とされる記録の上に構築された点数であり,算定要件を理解すればその重要性が分かります.一方,薬剤服用歴には,定まった様式がなく,記録の質は薬剤師のスキルに依存せざるを得ません.地方厚生局や特定共同指導などの結果に対応するだけでは,臨床薬学としての薬剤服用歴管理力は育てられません.今回の改定で示された薬学管理料の算定要件の多くに近道はなく,薬剤服用歴の記録に基づき薬局内で症例検討を行うなどスキルを上げて,レベルアップを図ることも求められるのではないでしょうか.
 地域の基幹病院の医師がそうであるように,薬局薬剤師も医療職の一員として地域に貢献する存在であることが期待されています.今回の改定は,薬局薬剤師が臨床薬学の場を薬局に構築する契機といえるでしょう.薬学管理料はデータベースである薬剤服用歴をもとに保険薬剤師が算定の可否を判断して請求し,請求には保険薬剤師が責任を持たなければなりません.将来,薬学管理料の調剤報酬をいかに確実にするかが保険薬局の経営基盤を盤石にすると考えられますが,その調剤報酬は実践あっての報酬です.
 次の改定は厳しさを増すと予想されますが,2年間の猶予があると考えて基礎力を養いましょう.2年後には,皆さんが名実ともに「かかりつけ薬剤師」といわれる薬剤師になっていることを期待しています.

2018年9月
オフィス シリウス 山口 路子

目次

・本書の使い方
・調剤報酬点数表のほねぐみ

第1章 調剤報酬
・調剤基本料
・地域支援体制加算
・後発医薬品調剤体制加算1・2・3
・内服薬調剤料
・分割調剤(医師の指示)
・無菌製剤処理加算
・薬剤服用歴管理指導料
・乳幼児服薬指導加算
・かかりつけ薬剤師指導料
 かかりつけ薬剤師包括管理料
・重複投薬・相互作用等防止加算
 在宅患者重複投薬・相互作用等防止加算
・在宅患者訪問薬剤管理指導料・在宅患者訪問薬剤管理指導料・
 在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料・在宅患者緊急時等共同指導料の乳幼児加算
・服用薬剤調整支援料
・服薬情報等提供料1
・服薬情報等提供料2
・減数調剤

第2章 介護報酬
・居宅療養管理指導費・介護予防居宅療養管理指導費
・特別地域加算・中山間地域における小規模事業所加算・
 中山間地域等に居住する者へのサービス提供加算

参考事例