書籍カテゴリー:歯学

歯科矯正マニュアル

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歯科マニュアル
歯科矯正マニュアル

第4版

  • 昭和大学教授 槇 宏太郎 編
  • 愛知学院大学教授 後藤 滋巳 編
  • 福岡歯科大学教授 石川 博之 編

定価:4,104円(本体3,800円+税8%)

  • A4判 86頁
  • 2006年2月 発行
  • ISBN978-4-525-83214-8
  • ISBN4-525-83214-2

概要

「歯学教育モデル・コア・カリキュラム」と「歯科医師国家試験出題基準」の内容を折込み,講義内容のエッセンスを表形式で簡潔にまとめた歯科マニュアル新シリーズ!矯正歯科領域の多くの知識を概説,診断,治療の3部構成でコンパクトに解説.コア・カリに関連したCBTや歯科医師国家試験も含めた学内外の試験直前の整理に役立つ書.

序文

本書は,私の恩師である福原達郎先生(現昭和大学名誉教授)が1987年に編集され1996年までに3回の改訂がなされております.今回,その弟子ということから福原先生の命を受け,編集のお手伝いをさせていただきました.第3版までの本書がとても整然として厳選された内容であったため,おおよその体裁と順序を踏襲し,よりわかりやすくした図表や新規の内容はその流れを極力崩さぬように追加いたしました.共同編集の後藤滋巳教授,石川博之教授をはじめ執筆の諸先生には多大なご尽力を賜りましたことをここに深く感謝いたします.
本書の特徴は,ご覧の通り,箇条書きの表組みを主体としており,知識を視覚的にも『整理』する,という点にあります.これは,試験対策本という位置づけではなく,いわば,航海の際に必要な海図のようなものを目指しました.学生さん各々で勉強の仕方は違うと思われますが,まずは本書の大項目,中項目で全体の量と範囲を把握し,その後に個々の領域の記載事項の確認に進まれることをお勧めします.そうすることによって,なぜそれを学ばなければいけないか,矯正学という臨床系学問の一連の流れにおけるそれぞれの項目の重要性と連関がより深くご理解いただけるものと考えます.
また,学生時代に本書を使い,かつ現在は講義をする立場になった私自身としましては,矯正学を学ぶ側と教える側,両者の『かけ橋』になれればと願っております.わかりにくい講義の予習として,わかったつもりになった講義の復習として,学生諸氏が自在に,常に手に取り(Manual),装丁が破れるまで酷使していただくことを望みます.

最後になりましたが,企画から編集,校正に至るまで様々なご苦労をおかけした南山堂編集部の皆様にお礼申し上げます.

2005年12月    編者代表  槇 宏太郎


目次

I.概 要
 1.歯科矯正の目的
  A.咬合異常(不正咬合)による障害
  B.矯正治療の意義

 2.頭部の成長発育
  A.成長発育の定義と臨床的意義
  B.研究方法
  C.成長発育と年齢
  D.成長発育パターン
  E.骨の成長様式
  F.成長発育の評価
  G.脳頭蓋の発育
  H.顔面頭蓋の成長発育

 3.歯・歯列および咬合の成長発育
  A.歯の成長発育
  B.乳歯列期
  C.混合歯列期
  D.永久歯列期
 4.正常咬合
  A.永久歯列期の正常咬合
  B.乳歯列期の正常咬合
  C.混合歯列期の正常咬合
  D.正常咬合が保持されるための条件

 5.咬合異常(不正咬合)
  A.個々の歯の位置異常
  B.数歯にわたる位置異常
  C.歯列弓形態の異常
  D.上下歯列弓関係の異常
  E.先天異常等に伴う咬合異常

 6.不正咬合の分類
  A.Angleの分類法
  B.高橋の分類法
 7.咬合と口腔機能
  A.咬合と下顎位
  B.下顎運動
  C.咬合干渉
  D.筋
  E.咀   嚼
  F.嚥   下
  G.発   音

 8.不正咬合の原因
  A.先天的原因
  B.後天的原因

 9.矯 正 力

 10.矯正力による生体反応
  A.組織変化
  B.適切な矯正力

II.診 断
 §医療面接
  A.意義と目的
  B.面接の基本
  C.病歴聴取

 1.診   察
  A.一般的診察
  B.全身的診察
  C.局所的診察

 2.形態的検査
  A.顔面写真
  B.口腔内写真
  C.口腔模型
  D.予測模型(セットアップモデル)
  E.歯・顎のエックス線写真
  F.セファログラム
  G.その他の画像検査
  H.統計学的評価

 3.機能検査
  A.下 顎 位
  B.下顎運動
  C.筋 機 能
  D.咀嚼機能
  E.咬合機能
  F.嚥下機能
  G.発音機能

 4.症例分析
  A.形態分析
  B.機能分析
  C.神山らの分析法

 5.診   断
  A.症例分析結果の評価
  B.治療目標の確立
  C.治療計画の設定
  D.予後の推定

III.治 療
 §矯正治療法の歴史的変遷

 1.矯正歯科治療の時期による種類

 2.矯正治療における抜歯
  A.抜歯基準  B.抜歯の部位  C.連続抜去法
 3.固   定

 4.矯正と器械器具
  A.矯正用材料
  B.矯正用器械器具

 5.装置の種類と特徴

 6.矯正装置
  A.床矯正装置
  B.機能的装置
  C.顎外固定装置
  D.マルチブラケット装置
  E.唇舌側弧線装置
  F.拡大装置
  G.矯正装置の管理(矯正装置使用に関する注意事項)

 7.咬合異常の矯正治療
  A.乳歯列期の治療
  B.混合歯列期の治療
  C.永久歯列期の治療
  D.口唇・口蓋裂,顎顔面の先天異常に伴う咬合異常の治療
  E.口腔外科その他の科とのチームアプローチ
  F.筋機能療法(筋機能訓練法)
  G.顎関節症の治療

 8.保   定
  A.保定の定義と意義
  B.保定の種類
  C.保定装置の種類
  D.その他の保定法
  E.咬合異常(不正咬合)の種類と保定装置


索   引