2010年12月臨時増刊号 Vol.9

「Rp.レシピ」2010年12月臨時増刊号 Vol.9
立ち読み

在庫状況:品切れ

※「速解!調剤報酬2016-17」と改題し、書籍化しました

レシピ2010年12月臨時増刊号
わかる!まとめる!保険請求業務
2010年度調剤報酬改定版

  • オフィス シリウス 山口路子 著

定価:2,592円(本体2,400円+税8%)

  • A4判 174頁

概要

2010年度調剤報酬改定に即して,保険薬剤師に欠かせない保険請求業務を図を用いてわかりやすく解説しています.実践編では,実際に計算をしながら保険請求を学ぶことができます.

序文

 保険薬剤師になりたてのときは、「調剤報酬点数表」や保険請求をどうしたら自分の力にできるか迷うことも多いのではないかと思います。本書は、そのような方々の道案内となるよう、基礎を中心にまとめています。それまでの変遷を理解し、関連する法律と併せて学ぶことで、改定となった背景や、保険薬剤師に求められていることが自習できます。さあ、保険薬剤師としての第一歩を踏み出してください。保険薬局のしごとに長く携わっている方も、もう一度、知識を整理してみましょう。保険薬剤師全体の知識が豊かになることで、国民から支持される薬剤師の評価も変わってきます。保険のしくみや算定の決まりを理解するだけでなく、保険薬局や保険薬剤師に社会が期待していることが、調剤報酬点数表の中には込められています。
 保険薬局は保険薬剤師が主役の職場です。みなさんの判断力や、医療の担い手として患者さんのために何をするべきかが毎日問われ、実行に移すことができる仕事、それが保険薬剤師です。現実の医療である保険薬局で起きることは、答えが用意されているわけではありません。マニュアルは1つの目安であって、それに従えば安泰という仕事ではありません。ひとりひとりの保険薬剤師が、確かな知識をもとに、今そこにある医療と向き合い、解決していく力を求められているのだと思います。いつ、どこで、どのような診療科の処方せんを応需しても、それをこなす力が保険薬剤師の力です。
 日本が世界に誇れる「国民皆保険」は、優れた医療技術や新しい医薬品の開発によって、日本人の長寿を実現しました。一方、人口のバランスは少子化によって不均衡となり、高齢者の人口比率が大きくなる少子高齢化社会の諸問題が表面化しています。日本の保険制度は、保険税と患者さんの一部負担金によって賄われていることから、保険のしくみを理解して、適正な保険調剤を行うことは、保険薬剤師に課された公法上の契約に対する責務です。決して、事務的な側面だけを捉えることなく、薬学的な知識や深い洞察力も発揮できる仕事であることを認識していただきたいと願っています。

2010年12月
オフィス シリウス 山口 路子

目次

本書の使い方

調剤の流れに沿って整理しよう!
レセプトのまとめかた
保険薬剤師の行うレセプト点検ってなあに?
保険の総括ってなあに?
レセプトを提出したら仕事は終わりにならないの?

保険薬局の調剤と保険
点数計算のからくり
調剤報酬点数表からしくみを考える
調剤報酬点数表から基本料・調剤料の加算をまとめてみよう!
調剤技術を評価する加算を整理しておこう!
薬剤服用歴には何を記録しますか?(薬学管理料)
それぞれの情報提供の違いは?
患者さん宅を訪問するとき、管理指導にはなにがあるの?
ほかの医療職と共同行う指導とは?
その他の算定

Index