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 ジェネラリストが
「いま」必要な情報を届ける雑誌

月刊:毎月1日発行 B5判 定価:2,750円(本体2,500円+税10%) ISSN 0022-5207

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2018年9月 Vol. 100 No.9

遠隔医療

定価

2,750(本体 2,500円+税10%)

  • 今月の視点
  • 特集の目次
  • 連載
今月の視点
遠隔医療はきっと医療をよりよいものにする

 遠隔医療という単語が一般の医師に知られるようになって数年が過ぎたが,日本における遠隔医療は十分に普及したのだろうか? 十分深い理解は得られているだろうか? その答えは現時点では,「否」ではないだろうか? まだ,一部の新しい物好きの先生だけが興味をもって使用しているというのが現状ではないだろうかと思われる.
 遠隔医療の歴史は医療の発達とは別の情報通信技術の発達という側面ももっており,制度的にも普段の日常診療からは離れていること,今まで聞いたことがないような用語の出現と理解しにくい面もあるかもしれない.しかしながら,遠隔医療を医師として使いこなし,対面診療と組み合わせることは自分が担当する患者にとっての利益につながることも多い.遠隔医療のすべてを網羅しているとはいえないかもしれないが,本特集で遠隔医療のアウトラインは掴めると思う.ぜひ本特集を有効活用していただき,日常診療における遠隔医療の使用に関して一度考えていただきたいと思う.
 遠隔医療は正しく理解して使用すれば,患者にとっての利益だけでなく使用する医療従事者にとっても,利益をもたらすものである.多くの医療従事者が遠隔医療を使って医療をよりよいものにしている未来はきっとくるといえる.
 本特集で,読者の先生方の遠隔医療に対する理解が深まる一助となれば幸いである.

[編集幹事]株式会社エクスメディオ CMIO/東京医科歯科大学 整形外科 竹村 昌敏
特集の目次
■総 論
日本における遠隔医療の軌跡(長谷川高志)
遠隔医療総論(竹村昌敏)
オンライン診療と法規制(落合孝文)
遠隔医療の種類(物部真一郎)
遠隔医療と人工知能(今泉英明)

■各 論
-遠隔医療実経験例

在宅医療(宮本竜之)
病院勤務(柏木秀行)
治療アプリケーション:CureApp(鈴木 晋)
精神科領域 ─とくに強迫症に対する遠隔曝露反応妨害法に注目して─(岸本泰士郎)
日本における遠隔集中治療(髙木俊介)
地域連携(原 量宏)
自治体の目線から─和歌山県の遠隔医療の取り組み─(石田 定)

-トピック

エンターテイメントファーストな医療情報提供とオンライン診療(石井洋介)
平成 30 年度診療報酬改定に関して(遠隔医療分野)(桵澤邦男)
遠隔医療の未来(竹村昌敏)
連載
今月のお薬ランキング(30)
認知症治療薬(浜田康次)

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