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「治療」2016年10月 Vol.98 No.10

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2016年10月 Vol.98 No.10
病院×家庭医療

定価:2,700円(本体2,500円+税8%)

今月の視点

病院で働くすべての先生,病院と連携する
すべての診療所の先生に読んでいただきたい

 病院で働いても生物学的な問題だけではなく,ほかのさまざまな問題に遭遇することが多いと思う.そういったときに家庭医療の理論が役に立つと確信している.この特集では家庭医療の素養をもった先生方に,病院での家庭医療の実践について執筆していただくことにした.
 「総論」はコアとなる章であり,実際に病院で働く家庭医が担当している.「“病院×家庭医療”」を佐藤先生,「BPSモデル」を堀先生,「患者中心の医療」を北村先生,「家族志向のケア」を松本先生・齊藤先生,「multimorbidity」を近藤先生,「高齢者総合的機能評価」を西村先生,「意思決定支援」を濱井先生が執筆されている.
 各論では家庭医療の実践がとくに有効と思われるテーマを「医学」,「精神」,「社会」の3つの章に分けている.家庭医療の理論と実臨床の経験を踏まえつつ,各分野のエキスパートが担当している.「医学」の章では,「誤嚥性肺炎」を大浦先生,「感染管理」を井村先生,「リハビリテーション」を鵜飼先生,「緩和ケア」を小杉先生・宇井先生が執筆されている.「精神」の章では「認知症」を飯島先生,「せん妄」を原田先生・森永先生,「アルコール問題」を高橋先生・吉本先生・五十野先生が執筆されている.「社会」の章では「臨床倫理カンファレンス」を菅藤先生,「退院支援」を内堀先生,「訪問診療」を和田先生,「アドバンス・ケア・プランニング」を平山先生,「社会的弱者」を吉田先生,「経営・マネジメント」を小西先生,「主治医意見書」を長野先生,「訪問看護指示書」を松本先生が執筆されている.病院で働くすべての先生,および病院との連携を模索しているすべての診療所の先生に読んでいただきたいと思う.

夏真っ盛りの隅田川のほとりにて

[編集幹事]  東京城東病院 総合内科 森川 暢

特集の目次

■総 論
“病院×家庭医療”とは(佐藤健太)
“病院×家庭医療”と BPS モデル(堀 哲也)
“病院×家庭医療”と患者中心の医療(北村 大)
“病院×家庭医療”と家族志向のケア(松本翔子,他)
“病院×家庭医療”と multimorbidity(近藤 猛)
“病院×家庭医療”と高齢者総合的機能評価(CGA)(西村正大)
“病院×家庭医療”と意思決定支援(濱井彩乃)

■医 学
“病院×家庭医療”と誤嚥性肺炎(大浦 誠)
“病院×家庭医療”と感染管理(井村春樹)
“病院×家庭医療”とリハビリテーション(鵜飼万実子)
“病院×家庭医療”と緩和ケア(小杉和博,他)

■精 神
“病院×家庭医療”と認知症(飯島研史)
“病院×家庭医療”とせん妄(原田 拓,他)
“病院×家庭医療”とアルコール問題(高橋聡子,他)

■社 会
“病院×家庭医療”と臨床倫理カンファレンス ─臨床倫理 4 分割カンファレンス─(菅藤賢治)
“病院×家庭医療”と退院支援(内堀善有)
“病院×家庭医療”と訪問診療(和田幹生)
“病院×家庭医療”とアドバンス・ケア・プランニング(ACP)(平山陽子)
“病院×家庭医療”と社会的弱者(吉田絵理子)
“病院×家庭医療”と経営・マネジメント ─総合診療医・家庭医として具体的にできる経営改善─(小西竜太)
“病院×家庭医療”と主治医意見書の書き方(長野広之)
“病院×家庭医療”と訪問看護指示書の書き方(松本真一)

連載

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