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  • 2015年増刊 Vol.66 No.4
「薬局」2015年増刊号 Vol.66 No.4

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2015年増刊 Vol.66 No.4
薬と検査2015

定価:6,480円(本体6,000円+税8%)

特集の目次

■循環器系の疾患

1 高血圧
2 虚血性心疾患:狭心症,心筋梗塞
3 肺血栓塞栓症
4 心不全
5 不整脈
6 心臓弁膜症
7 脳血管疾患:脳梗塞,くも膜下出血,脳出血

■呼吸器系の疾患

8 気管支喘息
9 慢性閉塞性肺疾患
10 肺炎
11 アレルギー性鼻炎

■消化器系の疾患

12 食道炎,胃食道逆流症
13 胃炎,胃潰瘍,十二指腸潰瘍
14 炎症性腸疾患
15 過敏性腸症候群
16 肝線維症,肝硬変
17 膵炎

■腎・尿路・生殖器系の疾患

18 慢性腎炎症候群
19 ネフローゼ症候群
20 急性腎不全
21 慢性腎臓病
22 過活動膀胱
23 前立腺肥大症

■内分泌・代謝系の疾患

24 甲状腺機能亢進症・低下症
25 糖尿病
26 脂質異常症
27 高尿酸血症,痛風

■血液・造血器系の疾患

28 貧血
29 播種性血管内凝固症候群
30 特発性血小板減少性紫斑病

■筋・骨格系,結合組織の疾患

31 関節リウマチ
32 全身性エリテマトーデス
33 骨粗鬆症

■精神・神経系の疾患

34 認知症
35 統合失調症
36 気分障害:うつ病,躁うつ病
37 不安症群,不安障害群および強迫症,強迫性障害
38 パーキンソン病
39 てんかん
40 睡眠障害

■眼・耳の疾患

41 緑内障
42 白内障
43 加齢黄斑変性
44 メニエール病

■皮膚の疾患

45 アトピー性皮膚炎
46 接触皮膚炎
47 乾癬
48 褥瘡

■感染症

49 髄膜炎
50 敗血症
51 感染性心内膜炎
52 急性上気道感染症,インフルエンザ
53 肺結核
54 感染性腸炎
55 ウイルス性肝炎
56 尿路感染症
57 ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群
58 帯状疱疹
59 皮膚・爪真菌症
60 深在性真菌症,侵襲性カンジダ症
61 HIV 感染症/AIDS

■悪性腫瘍

62 肺がん
63 胃がん
64 大腸がん
65 乳がん
66 肝がん
67 膵がん
68 悪性リンパ腫
69 婦人科がん(子宮頸がん,子宮体がん,卵巣がん)
70 白血病

 目覚ましい医・薬学の進展とともに薬物治療が複雑・高度化し,われわれ薬剤師に求められる役割とそのレベルは大きく変化しています.今,チーム医療の推進が社会的ニーズとなっていますが,チーム医療は多種多様な医療スタッフによる高い専門性を基盤とした分担・連携があって成り立ちます.医薬品に関する専門職としての薬剤師は,薬物治療に関する全ての過程に主体的に関わり,独自の視点に基づき,薬物治療の質の確保と向上に貢献することが求められています.すなわち,さまざまな場面で専門職としての力量が問われているといえるでしょう.そのニーズに応えるためには,多くの臨床研究と日々の臨床経験によって効果・安全性が確立された薬物治療についての理解が不可欠です.

 本書では,科学的根拠に基づいた診断的検査,診断基準,最新の治療ガイドラインを例示し,臨床検査値などの診療情報から薬剤師が読み取るべき重要な情報について解説されています.薬物治療については,治療アルゴリズムや根拠となっている臨床試験結果などを紹介しており,単なる治療戦略の記載ではなく,検査と薬物治療の関連が理解できるものとなっています.また,実臨床で遭遇する患者の病態やステージに応じた処方が例示されており,より実践的な内容となっています.さらに,副作用ごとに注意すべき治療薬を挙げ,検査値との関連も示すことで,薬学的管理を行う上でのポイントが簡潔に示されています.薬学生のみならず,実務に携わっている病院薬剤師・保険薬局薬剤師が,適正で的確な薬物治療の管理・評価・提案を実践する上で役立つ内容となっています.

 薬剤師は,薬学的管理を介して医薬品の適正使用を実践し,個々の患者に対する最適な薬物治療の提供と医療の安全確保に努め,明確な医療への貢献を示すことが求められています.本書が多くの薬剤師に活用されることを祈念致します.

 最後に,ご多忙の中,ご執筆下さった諸先生方,編集にご尽力いただいた出版社の方々に感謝いたします.

2015年2月
日本病院薬剤師会 会長
北田 光一

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