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2018年7月 Vol.69 No.8
衛生害虫対策 -医療従事者が押さえておきたい基礎と実践-

定価:2,160円(本体2,000円+税8%)

特集の目次

■特集にあたって(橋本 知幸)

■衛生害虫によるヒトへの健康被害
・衛生害虫の病原体媒介虫としての役割と動物衛生学の重要性(沢辺 京子)
・衛生害虫による皮膚疾患を見逃さないためのポイント(谷口 裕子)
・衛生害虫とアレルギーとの関連性(福冨 友馬)

■忌避剤・殺虫剤の基礎知識:有効性と安全性
・衛生害虫に用いる忌避剤の種類と特徴(佐々木 智基)
・衛生害虫に用いる殺虫剤の種類と特徴(武藤 敦彦)

■医療従事者が押さえておきたい衛生害虫防除のポイント
・ハエ(葛西 真治)
・蚊(川田 均)
・ゴキブリ(辻 英明)
・ノミ・イエダニ・トリサシダニ(谷川 力)
・トコジラミ(數間 亨)
・屋内塵性ダニ(高岡 正敏)
・マダニ・ツツガムシ(橋本 知幸)
・ヒゼンダニ・シラミ(谷口 裕子)

■衛生害虫駆除の相談先と駆除のコスト(元木 貢)


予告

 蚊やダニなどの衛生害虫は、感染症の媒介や寄生などによってヒトに危害を与えます。近年、デング熱や重症熱性血小板減少症候群が発生し、多くの国民が衛生害虫の防除に注目するようになりました。市中の薬局・薬店ではさまざまな忌避剤や殺虫剤が販売されており、購入の際の相談相手は主に薬剤師です。薬剤師法の第一条には、薬剤師の任務として、「薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする。」とありますが、薬学教育において、衛生害虫や忌避剤および殺虫剤についての教育はなされていないのが現状です。他方、超高齢社会となったわが国では、医療は病院から在宅へのシフトが進み、患者居宅での衛生害虫被害の相談に接する機会も増えるものと考えられます。さらに、東日本大震災ではハエなどの害虫が大量発生し、その防除が問題となりましたが、南海トラフ地震の30年以内発生確率は70~80%とされており、有事の際、地域住民への情報提供など、衛生害虫に適切に対応できるように知識を身につけておく必要があります。
 そこで今回は、衛生害虫にスポットをあて、衛生害虫および忌避剤・殺虫剤の基礎知識から防除の実践ポイントついて、わが国を代表する第一線でご活躍の先生方にご解説いただきます。