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2020年8月 Vol.71 No.9
β遮断薬
これまで集積されたノウハウと薬物治療の最前線

定価:2,200円(本体2,000円+税10%)

特集の目次

■特集にあたって(伊藤 浩)

■β遮断薬の基礎知識-剤形ごとにみた薬剤特性と使い分け-
・β遮断薬:経口剤(筒井 裕之)
・β遮断薬:注射剤(山下 武志)
・β遮断薬:貼付剤(髙橋 尚彦)

■β遮断薬の日米欧ガイドラインにおける位置づけとエビデンス
・高血圧(楽木 宏実)
・HFrEF(清水 渉)
・HFpEF(山本 一博)
・心筋梗塞(石原 正治)
・不整脈(池田 隆德)
・周術期(非心臓手術・心臓手術)(坂本 篤裕)
・抗がん薬による心毒性(大谷 規彰)
・敗血症(岡田 基)

■β遮断薬を使いこなす“ワザ”と“知恵”
・β遮断薬の投与量の考え方(小室 一成)
・β遮断薬の増減量と休止・再開の実践ポイント(樋口 義治)
・β遮断薬の剤形変更における投与設計と留意点(木原 康樹)

■小児・妊婦におけるβ遮断薬-いつ・どの患者に・どう使う?留意点は?-
・小児におけるβ遮断薬の考え方と使い方(堀米 仁志)
・妊婦におけるβ遮断薬の考え方と使い方(池田 智明)

■合併症を有する心不全におけるβ遮断薬のエビデンス
・COPD合併心不全とβ遮断薬(大西 勝也)
・糖尿病合併心不全とβ遮断薬(野出 孝一)
・CKD合併心不全とβ遮断薬(吉原 史樹)

■慢性心不全標準治療の次の一手“イバブラジン”を使いこなす(猪又 孝元)

予告

 β遮断薬の臨床応用は狭心症、頻脈性不整脈に対するプロプラノロールに始まり、その後、高血圧、心筋梗塞、心不全などにも拡大されました。降圧効果は他の降圧薬に比べて弱く、心血管イベント抑制効果が優れていないことなどから、降圧治療の第一選択薬からいったんは外れたものの、心不全や冠動脈疾患、頻脈性不整脈などにおける生命予後の改善効果が確立され、今日では各種ガイドラインにおいて積極的な使用が推奨されています。これまでさまざまな常識を覆してきたβ遮断薬ですが、さまざまなエビデンスが日々アップデートされており、新たに登場したあるいは残されているcontroversialな点も含め、これらをキャッチアップして臨床で活用することが求められます。そこで本特集では、β遮断薬にスポットをあて、基礎知識から最新のエビデンス、臨床における実践ポイントについて、解説いたします。