次号予告

「薬局」2020年3月 Vol.72 No.3

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2020年3月 Vol.72 No.3
抗菌薬供給トラブル
もし入手困難になったら、そのときどうする

定価:2,200円(本体2,000円+税10%)

特集の目次

■特集にあたって(浦上 宗治)

■抗菌薬供給不足のインパクト-セファゾリンショックの教訓-(浦上 宗治)

■抗菌薬供給不足が発生したとき,現場で何を考え、どう動くか(門村 将太)

■主要な抗菌薬が供給不足になったときに考慮する代替薬
・ベンジルペニシリン,アンピシリン,アモキシシリン(佐村 優 ほか)
・スルバクタム/アンピシリン,クラブラン酸/アモキシシリン(丹羽 隆)
・ピペラシリン/タゾバクタム(尾田 一貴)
・セファゾリン,セファレキシン(岡田 直人)
・セフトリアキソン,セフォタキシム(望月 敬浩)
・セフェピム,セフォゾプラン(酒井 義朗)
・セフメタゾール,フロモキセフ(枦 秀樹)
・メロペネム(塚本 仁)
・ミノサイクリン(片山 歳也)
・クラリスロマイシン,アジスロマイシン(茂見 茜里)
・レボフロキサシン(木村 丈司)
・ST合剤(橋口 亮)
・バンコマイシン(注射)(植田 貴史)
・ゲンタマイシン,トブラマイシン,アミカシン(藤居 賢)

予告

 2015年の米国における調査によると,2001年から2013年までの13年間に148品目の抗菌薬が不足したと報告されています.さらに近年のペニシリン不足は,欧米ならびにアジアの39ヵ国以上の国々に影響したといわれています.わが国においては,2019年にセファゾリンの供給が停止し,需要が急騰した代替抗菌薬が連鎖的に出荷調整になる事態に陥りました.現在FDAのウェブサイトにおいて供給不足としてリストアップされている医薬品の10%程度が抗菌薬であるように,今後もこのような事態が生じる可能性は少なくありません.国家としての医薬品供給の安定確保に対する対策はもちろんのこと,医療現場においても今後起こりうる抗菌薬供給不足に対するリスクマネジメントに取り組むことは重要な課題の一つと言えます.そこで今回,抗菌薬の供給トラブルにスポットをあて,抗菌薬が入手困難となったときに,医療現場においてどのように対応すればよいか,これまでの教訓からいかに対策を講じればよいかについて解説いたします.