とびだせ、薬剤師!
臨床現場で活躍する薬剤師の知識やスキルのおさらい&アップデートをサポートする雑誌
月刊:毎月5日発行 B5判 定価:2,200円(本体2,000円+税10%)※増刊号・臨時増刊号を除く ISSN 0044-0035
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月刊:毎月5日発行 B5判 定価:2,200円(本体2,000円+税10%)
※増刊号・臨時増刊号を除く ISSN 0044-0035
みるみるわかる 眼とくすり
点眼剤から,眼科の副作用をまとめました
定価
2,200円(本体 2,000円+税10%)
- 巻頭言
- 目次
巻頭言
特集にあたって
人間は知覚情報の約80%を視覚から得ており,この重要な視覚を担う感覚器が“眼”です.また昔から「目は口ほどに物を言う」や「目先が利く」,最近では「目ヂカラ」などと言い習わされていることからもわかるように,われわれにとって“眼”はとても身近な存在でもあります.
ところが,この“眼”には健康を脅かすさまざまな疾患があります.そのなかには結膜炎やドライアイといった比較的よく耳にする病気もありますが,緑内障やぶどう膜炎,角膜潰瘍など,何となく耳にしたことはあるけれども詳しくは知らない,放置すると失明に至る怖い病気もあります.そしてこれらの眼疾患の治療の主役は点眼剤になります.さて,実はこの点眼剤,最新の科学技術の結晶であることをご存じだったでしょうか.
今回の特集は,“眼とくすり”です.執筆はわが国を代表する点眼剤のエキスパートである薬剤師の先生方と,臨床経験豊富な第一線の眼科専門医の先生方に依頼しました.
最初に「見てわかる眼のしくみ」として,眼球の構造とものを見るしくみ,患者さんからよく聞かれる眼によい食べ物や習慣,そして気になる眼の症状などを解説しています.
次に「1滴に込められた点眼剤のワザとヒミツ」として,点眼剤はどのようにして効果を発揮するのか,なぜさし心地に違いが生じるのか,なぜ添加剤が必要なのかなどについて科学的側面から解説し,さらに重要な点眼指導について,知られざる患者さんの点眼操作の実態や点眼指導の実践について薬剤師と実地医家の立場から説明しています.
最後に「用語解説! 眼や視覚に現れるくすりの副作用」として,薬剤師が知っておくべき経口剤や点眼剤の重要な副作用について詳しく解説しています.
本特集を通読いただくと,“眼とくすり”に関する実践的な最新知識が得られ,明日からの業務や患者さんのケアに役立つこと請け合いです.
まさに「目からウロコが落ちる」一冊です.
愛媛大学医学部 眼科学教室 准教授
溝上志朗
人間は知覚情報の約80%を視覚から得ており,この重要な視覚を担う感覚器が“眼”です.また昔から「目は口ほどに物を言う」や「目先が利く」,最近では「目ヂカラ」などと言い習わされていることからもわかるように,われわれにとって“眼”はとても身近な存在でもあります.
ところが,この“眼”には健康を脅かすさまざまな疾患があります.そのなかには結膜炎やドライアイといった比較的よく耳にする病気もありますが,緑内障やぶどう膜炎,角膜潰瘍など,何となく耳にしたことはあるけれども詳しくは知らない,放置すると失明に至る怖い病気もあります.そしてこれらの眼疾患の治療の主役は点眼剤になります.さて,実はこの点眼剤,最新の科学技術の結晶であることをご存じだったでしょうか.
今回の特集は,“眼とくすり”です.執筆はわが国を代表する点眼剤のエキスパートである薬剤師の先生方と,臨床経験豊富な第一線の眼科専門医の先生方に依頼しました.
最初に「見てわかる眼のしくみ」として,眼球の構造とものを見るしくみ,患者さんからよく聞かれる眼によい食べ物や習慣,そして気になる眼の症状などを解説しています.
次に「1滴に込められた点眼剤のワザとヒミツ」として,点眼剤はどのようにして効果を発揮するのか,なぜさし心地に違いが生じるのか,なぜ添加剤が必要なのかなどについて科学的側面から解説し,さらに重要な点眼指導について,知られざる患者さんの点眼操作の実態や点眼指導の実践について薬剤師と実地医家の立場から説明しています.
最後に「用語解説! 眼や視覚に現れるくすりの副作用」として,薬剤師が知っておくべき経口剤や点眼剤の重要な副作用について詳しく解説しています.
本特集を通読いただくと,“眼とくすり”に関する実践的な最新知識が得られ,明日からの業務や患者さんのケアに役立つこと請け合いです.
まさに「目からウロコが落ちる」一冊です.
愛媛大学医学部 眼科学教室 准教授
溝上志朗
目次
特集
みるみるわかる 眼とくすり
点眼剤から,眼科の副作用をまとめました
■特集にあたって(溝上 志朗)
■巻頭カラー写真
■見てわかる眼のしくみ
・眼球とその周囲のつくりとはたらき(浪口 孝治)
・「見える」がわかる! ─近視,遠視,乱視のしくみも添えて─(永瀬 大輔)
・眼によい生活習慣・食習慣はありますか?(齋藤 瞳)
・眼の病気に早く気づくには?(生杉 謙吾)
・眼科に行くと何がわかる?(庄司 拓平)
■1滴に込められた点眼剤のワザとヒミツ
・点眼剤は,どう吸収される?(長井 紀章)
・点眼剤は,どこへ行く?(池田 博昭 ほか)
・点眼剤のさし心地・痛み(中田 雄一郎)
・界面活性剤のかたち─ベンザルコニウム塩化物を例に─(浅井 考介 ほか)
・点眼剤を角膜透過させるかたち(浅井 考介 ほか)
・点眼剤に添加されている防腐剤は少ない方がよい?(青島 周一)
・基剤の性質の違いで理解する! 点眼順序(柴谷 直樹)
・点眼剤の物性に応じた保管方法・取り扱い(中田 雄一郎)
・そのさし方,誰が教えた? 点眼指導のコツとピットフォール(池田 博昭)
・継続的に適切な点眼をサポートしよう! トレーシングレポートの活用と連携(内藤 知子)
■用語解説! 眼や視覚に現れるくすりの副作用
・流涙(三谷 亜里沙)
・眼の痛み,ごろつき(坂根 由梨)
・羞明(金森 章泰)
・霧視,変視症(東出 朋巳)
・飛蚊症,光視症(三浦 悠作)
・眼脂(丸山 勝彦)
・睫毛乱生,睫毛長生化(石川 慎一郎)
シリーズ
■症状・体質からしっかり選べる! フローチャートでわかる 漢方薬虎の巻 6
〈第2回〉冷え症
(永田 郁夫)
■えびさんぽ
点眼剤はどれくらい効果がありますか?
(青島 周一)
■飲み合わせ研究所 子どもの服薬Tips
〈第06回〉ザイザル ®シロップ0.05%
(小嶋 純,米子 真記)
■腫瘍薬学ハイライト
エピジェネティクス関連酵素を標的とした抗がん薬の開発
(川西 正祐)
■副作用でよくみるQT延長」を振り返る
最終回 イオンバランスの乱れがQT延長を引き起こす
(鷹野 誠)
■現場で働く薬剤師のための臨床薬学研究のオモテ・ウラ
〈第18回〉他施設協働研究のオモテ・ウラ
(大井 一弥)
■くすりのかたち外伝 わかる! 使える! まいにち薬会話
〈第18回〉「コンタクトレンズの使用は○○」
(浅井 考介 柴田 奈央
■Gebaita?! 薬剤師の語ログ
〈第18回〉どうする? 賦形剤…
(髙島 英滋)
■薬剤師力の型 新たな思考と行動プランを手に入れろ!
〈拾捌ノ型〉抗菌薬の組織移行性をよく確認せよ!
(齊藤 佳奈,原 直己)
みるみるわかる 眼とくすり
点眼剤から,眼科の副作用をまとめました
■特集にあたって(溝上 志朗)
■巻頭カラー写真
■見てわかる眼のしくみ
・眼球とその周囲のつくりとはたらき(浪口 孝治)
・「見える」がわかる! ─近視,遠視,乱視のしくみも添えて─(永瀬 大輔)
・眼によい生活習慣・食習慣はありますか?(齋藤 瞳)
・眼の病気に早く気づくには?(生杉 謙吾)
・眼科に行くと何がわかる?(庄司 拓平)
■1滴に込められた点眼剤のワザとヒミツ
・点眼剤は,どう吸収される?(長井 紀章)
・点眼剤は,どこへ行く?(池田 博昭 ほか)
・点眼剤のさし心地・痛み(中田 雄一郎)
・界面活性剤のかたち─ベンザルコニウム塩化物を例に─(浅井 考介 ほか)
・点眼剤を角膜透過させるかたち(浅井 考介 ほか)
・点眼剤に添加されている防腐剤は少ない方がよい?(青島 周一)
・基剤の性質の違いで理解する! 点眼順序(柴谷 直樹)
・点眼剤の物性に応じた保管方法・取り扱い(中田 雄一郎)
・そのさし方,誰が教えた? 点眼指導のコツとピットフォール(池田 博昭)
・継続的に適切な点眼をサポートしよう! トレーシングレポートの活用と連携(内藤 知子)
■用語解説! 眼や視覚に現れるくすりの副作用
・流涙(三谷 亜里沙)
・眼の痛み,ごろつき(坂根 由梨)
・羞明(金森 章泰)
・霧視,変視症(東出 朋巳)
・飛蚊症,光視症(三浦 悠作)
・眼脂(丸山 勝彦)
・睫毛乱生,睫毛長生化(石川 慎一郎)
シリーズ
■症状・体質からしっかり選べる! フローチャートでわかる 漢方薬虎の巻 6
〈第2回〉冷え症
(永田 郁夫)
■えびさんぽ
点眼剤はどれくらい効果がありますか?
(青島 周一)
■飲み合わせ研究所 子どもの服薬Tips
〈第06回〉ザイザル ®シロップ0.05%
(小嶋 純,米子 真記)
■腫瘍薬学ハイライト
エピジェネティクス関連酵素を標的とした抗がん薬の開発
(川西 正祐)
■副作用でよくみるQT延長」を振り返る
最終回 イオンバランスの乱れがQT延長を引き起こす
(鷹野 誠)
■現場で働く薬剤師のための臨床薬学研究のオモテ・ウラ
〈第18回〉他施設協働研究のオモテ・ウラ
(大井 一弥)
■くすりのかたち外伝 わかる! 使える! まいにち薬会話
〈第18回〉「コンタクトレンズの使用は○○」
(浅井 考介 柴田 奈央
■Gebaita?! 薬剤師の語ログ
〈第18回〉どうする? 賦形剤…
(髙島 英滋)
■薬剤師力の型 新たな思考と行動プランを手に入れろ!
〈拾捌ノ型〉抗菌薬の組織移行性をよく確認せよ!
(齊藤 佳奈,原 直己)