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とびだせ、薬剤師!
臨床現場で活躍する薬剤師の知識やスキルのおさらい&アップデートをサポートする雑誌

月刊:毎月5日発行 B5判 定価:2,200円(本体2,000円+税10%)※増刊号・臨時増刊号を除く ISSN 0044-0035

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臨床現場で活躍する薬剤師の知識やスキルのおさらい&アップデートをサポートする雑誌

月刊:毎月5日発行 B5判 定価:2,200円(本体2,000円+税10%)
※増刊号・臨時増刊号を除く ISSN 0044-0035

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2024年10月 Vol.75 No.11

口腔機能低下症・嚥下障害のミカタ

服薬サポートの引き出しを増やしませんか!?

ISBN 978-4-525-94009-6

定価

2,200(本体 2,000円+税10%)

  • 特集の目次
特集の目次
口腔機能低下症・嚥下障害のミカタ -服薬サポートの引き出しを増やしませんか!?-

■「患者中心の安全なくすりの服用」=「日常の調剤業務」?

■口腔機能低下症・嚥下障害ベーシック・レクチャー
・「食べる→飲み込む」の5つのプロセス
・口腔のしくみとはたらき ―オーラルフレイルの重要性を理解するために
・口腔機能低下にともなう危険な症状・見落とされる症状
・原因疾患にあわせた摂食嚥下サポートのゴール設定
・口腔機能低下時の2つの薬学的視点

■「薬を服用(嚥下)できる」を支えるチカラ
・「くすりを水で服用する」という動作を検証する
・嚥下機能低下による「薬を服用できていない」トラブル事例
・食事の段階分類からみた嚥下機能の評価
・嚥下機能を考慮した服薬時の姿勢と介助者のポジション
・嚥下機能にあわせた剤形・投薬経路の選択肢
・薬剤学的問題にも考慮した嚥下補助製品の選び方・使い方

■薬による嚥下障害に気づくチカラ・対応するチカラ
・安全な食支援・介助につなげる処方確認のポイント
・「食べたくない」の要因を薬学的に探る・対応する
・「口が渇く」の要因を薬学的に探る・対応する

■多職種から学ぶ! 服薬支援力を磨くヒント
・脳卒中の回復期
・脳卒中の慢性期
・認知症
・パーキンソン病
・頭頸部腫瘍
・抗がん薬による口腔粘膜障害

【予告】
「患者の治療方法を決めるのは,最終的に患者自身である」との考えに基づき,医療者が患者の人間性を尊重して行う医療が,「患者中心」の医療とされます.この観点を薬剤師の視点からみると,患者中心の医療には患者へ十分な服薬説明・支援が求められます.すなわち,最新の医薬品情報を提供するのみならず,患者の背景や生活環境・事情などを考慮し,それに合わせて投与経路や製剤を選択・提案したり,服用方法・使用方法を工夫しながら良好な患者-薬剤師関係を構築することが,「患者中心の安全かつ有効な薬の使用」であると考えられます.
今回の特集では口腔機能低下症・嚥下障害をテーマとして取り上げ,患者中心の安全かつ有効な薬の使用の実践に必要な薬学的知識を整理します.多職種連携での対応が求められる領域でもあるため,その共通言語となる知識も盛り込んだ特集としました.
「口腔内崩壊錠は嚥下障害者が服用しやすく安全に使用できる」,「嚥下障害者でも水分にとろみをつければ安全に服用できる」など,間違ってはいないけど正しくない知識・常識を修正し,また,口腔機能低下や嚥下障害を惹起する医薬品を管理する知識などを「患者中心」という考えに基づき活用することにつながれば幸いです.
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