現場から伝える呼吸機能検査のコツ 基本のスパイロメトリーから精密検査まで
1版
弘前大学大学院医学研究科呼吸器内科学 田坂定智 編
北里大学医療衛生学部医療検査学科 横場正典 編
定価
4,950円(本体 4,500円 +税10%)
- B5判 184頁
- 2025年1月 発行
- ISBN 978-4-525-21391-6
医療従事者の苦手「スパイロメトリー」「呼吸機能検査」に関する現場の悩みがスルスル解決する!
呼吸機能検査(スパイロメトリー)は,すべての医療従事者にとって基本の検査でありながら,苦手意識を持つ人がとても多い.用語の難解さや数式の多さがその一因ではあるが,それに加えて「患者の協力なしにはできない検査」だからでもある.検査が上手くいかなかったとき,患者には何と言ってあげるべきなのだろう? そのような現場の疑問に対する答えが,学会等が発行するガイドラインや教科書には書かれてこなかった.
現場の視点で書かれた本書は,実際に検査し,患者に接する検査技師,看護師の悩みを解決してくれるだろう.
- 目次
目次
0章 総論
1.呼吸機能検査の意義
2.用語の定義/記号
3.呼吸機能検査の全体図
Column SpO2の正しい表記
1章 スパイロメトリー:検査の流れ
1.スパイロメトリーとは
2.検査前の準備
3.検査中
4.検査後
2章 肺気量分画
1.肺気量分画とは
2.検査方法
3章 努力肺活量
1.はじめに
2.検査で得られる数値と意味するもの
3.検査開始前の準備と精度管理
4.検査方法
5.測定準備
6.基本的な手技
7.妥当性の確認
8.再現性の確認と結果の選択
4章 肺拡散能
1.肺拡散能とは
2.DLCOとD’LCO
3.臨床における肺拡散能検査の意義
4.検査方法
5章 その他の検査
1.喘息の検査
1)気管支拡張薬反応性検査(気道可逆性試験)
2)気道過敏性試験(標準法,アストグラフ法)
3)FENO検査
4)呼吸抵抗(Rrs)(オシロメトリー法)
5)呼吸中枢機能検査
2.心肺運動負荷試験(CPET)
3.終夜睡眠検査(簡易検査,ポリソムノグラフィー)
6章 呼吸機能検査によってわかる疾患
1.COPD
2.気管支喘息
3.閉塞性細気管支炎
4.IPF
5.肺高血圧症
6.睡眠時無呼吸症候群
7.神経筋疾患
1.呼吸機能検査の意義
2.用語の定義/記号
3.呼吸機能検査の全体図
Column SpO2の正しい表記
1章 スパイロメトリー:検査の流れ
1.スパイロメトリーとは
2.検査前の準備
3.検査中
4.検査後
2章 肺気量分画
1.肺気量分画とは
2.検査方法
3章 努力肺活量
1.はじめに
2.検査で得られる数値と意味するもの
3.検査開始前の準備と精度管理
4.検査方法
5.測定準備
6.基本的な手技
7.妥当性の確認
8.再現性の確認と結果の選択
4章 肺拡散能
1.肺拡散能とは
2.DLCOとD’LCO
3.臨床における肺拡散能検査の意義
4.検査方法
5章 その他の検査
1.喘息の検査
1)気管支拡張薬反応性検査(気道可逆性試験)
2)気道過敏性試験(標準法,アストグラフ法)
3)FENO検査
4)呼吸抵抗(Rrs)(オシロメトリー法)
5)呼吸中枢機能検査
2.心肺運動負荷試験(CPET)
3.終夜睡眠検査(簡易検査,ポリソムノグラフィー)
6章 呼吸機能検査によってわかる疾患
1.COPD
2.気管支喘息
3.閉塞性細気管支炎
4.IPF
5.肺高血圧症
6.睡眠時無呼吸症候群
7.神経筋疾患