南山堂

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カテゴリー: 小児科学  |  医学・医療一般

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きょうの診察室

子どもたちが教えてくれたこと

1版

山口有紗 著

定価

2,420(本体 2,200円 +税10%)


  • B5変型判  128頁
  • 2025年4月 発行
  • ISBN 978-4-525-28951-5

小児科医が、子どもと家族に教えてもらったこと。

診察室を訪れた子どもたちやその周囲の方々の言葉や姿に触れ、小児科医である著者が泣いたり、微笑んだり、驚いたりしながら、日々教えてもらってきたことを綴った一冊です。さまざまな障害のある方たちのアート作品が散りばめられた、まるで宝物のような本。「患者さん」である前に、そして「子ども」である前に、大切な「ひとりの人間」として子どもたちの尊厳と共にあるとはどういうことか。本書には、子どもへのまなざしを豊かにするためのヒントが詰まっています。

〈本書を彩るアート作品について〉
本書では,東京都調布市内の福祉事業所等のみなさまにご協力いただき,そこで創作活動をされている,さまざまな障害のある方々のアート作品を掲載しています.アーティストの方々に心から感謝を申し上げるとともに,読者の方にも,多彩な表現がちりばめられた特別な一冊を楽しんでいただけたら嬉しいです.

  • 目次
目次
うちゅう
がんばってない!!!
ワンツーワンツー
きいろのおりがみをあげる
ちがうよ、あいうえおだよ
あかちゃんについてききたいこと
Aちゃんは、やさしいんだよ
おとうとがせんせいやく
おとうさんが、かいしゃにたのしくいけますように
きりんになる
ここにまいにちいること
とうめいにんげんになってもらおうよ
じゃあ、ゆるくしめておこうね
やすみじかんとさんすう
ううん、ただ遊んでるだけ
おしょうがつはね
さりぎわのばいばい
なんでわたし、なんですか
せんせいが、こまってるみたい
ストレスがいろいろあったんだと思います
ゆらゆら
ともだちがいとしくて、なでたくなってしまう
せんせい、おうちがなくなっちゃうの?
タクシー代
おかあさん、いないよ
にゅういんしてよかったこと
おとしたらひろえばいい
ほんまもんやで、よかったなぁ
あめみたいな、おくすり
おなかいたいとおかあさんがおこる
一生走れないかと思った
サンタのために
強く、泣いたんです
スーパーに行くんです
月がかわるのもうれしくて
くさむしり
きょうはちっくんはありますか
しょうがいがあるかしらべにきた
おかあさんがにゅういんしているときに
つぶにちょうせんしたいんだけど
ぼく、泣いたけどね、動かなかったの
おさとうのはいってるのは
真夜中のアンテナ
食べられるものがない
かむのをやめさせなきゃ……
FEEL SO SAFE
ぼくがさいしょ
「おまもりがなくても大丈夫」
さよならのうれしさ

コラム
・子どものウェルビーイングをつくるもの:エコロジカルモデルの視点と子ども時
代の体験の将来への影響
・「患者さん」であるまえに「ひと」:チャイルド・ライフという考えかた
・子どもへの声かけのコツと、声をかける前にできること
・病院でのさまざまな傷つき:医療トラウマとは

(書籍の内容より一部抜粋)
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