もっとよくなる アトピー性皮膚炎
皮膚疾患への心身医学的アプローチ
1版
東京女子医科大学附属女性生涯健康センター 教授 副所長
檜垣祐子 著
定価
3,300円(本体 3,000円 +税10%)
- B5判 143頁
- 2008年5月 発行
- ISBN 978-4-525-34131-2
困っているケースはないですか?積極的に心身医学的アプローチを行うことで,アトピー性皮膚炎はもっとよくなる.本書は実践的な心身医学的アプローチのskillを身に付け,診療に生かすためのノウハウを具体的に詳しく解説.
あなたもサイコダーマトロジストになろう♪
- 序文
- 目次
序文
2007年6月の第19回日本アレルギー学会春季臨床大会のイブニングシンポジウムで,「かゆみと掻破行動に対する心身医学的アプローチ」というテーマのお話をしました.その会場で,編集部の方から,「講演の内容を本にしませんか」と声をかけていただいたのが本書を出版するきっかけとなりました.
振り返ってみれば,皮膚心身医学の草分けであり,常に最先端を行く小林美咲先生が,東京女子医科大学の皮膚科に掻破行動についての講演に見えたのが12年前のことです.それが筆者の皮膚心身医学との出会いでした.それまで大学病院の専門外来「アトピー外来」で,薬物療法を頼みに少なからず気の重い診察をしていたのが,掻破行動の指導を始めてから,患者さんの症状は目に見えて改善し,また軽快・増悪の波はあるにしても,その予測が立ち,悪化したときの理由もわかるようになったのです.経過の見通しが立つことで,治療者として,おそらく患者さん以上に気が楽になり,いつも落ち着いた気分でアトピー外来の診療ができるようになりました.
現在,アトピー性皮膚炎の治療としての心理学的(心身医学的)アプローチは,ステロイド外用薬,カルシニューリン阻害薬,シクロスポリン,紫外線療法(光線療法),そう痒に対する抗ヒスタミン薬と並んで,EBMに基づいて有用性があると判断される治療法の1つです.アトピー性皮膚炎の治療に当たる皮膚科医・小児科医の誰もが,心身医学的アプローチを理解し,実践することが望まれるようになりつつある今,読者の皆さんのために,本書が少しでもお役に立てれば,筆者にとって大変うれしいことです.
皮膚科医は皮膚に現れる変化を観察し,診断するのは得意ですが,目に見えない心の問題を取り扱うのは幾分苦手かもしれません.しかし,特別な心身医学の理論やトレーニングは必要ありません.目に見えるものの意味をほんのちょっと想像してみるだけで,目の前の患者さんの行動が見えてくるのです.本書ではサイコダーマトロジー(皮膚心身医学)の取り扱うテーマについて概説すると共に,アトピー性皮膚炎を中心に,いくつかの疾患について,筆者の行っている心身医学的アプローチを紹介しました.軽い気持ちで明日から,まずは1日3人くらいでいいので,手の所見を観察してみてください.pearly nailやknuckle pad様の変化があったら…さあ,やってみましょう!その瞬間あなたもサイコダーマトロジストになるのです.
サイコダーマトロジーは新しい学問分野であり,今後ますます成長・発達・成熟し,より完成度の高いものになっていくものと思われます.本書を読まれたサイコダーマトロジストから,忌憚ないご意見を頂戴し,より効果的な心身医学的アプローチを確立することができれば何よりです.
本書の執筆に至るには多くの人々のお世話になりました.
サイコダーマトロジーの分野での研究について,常にご支援いただいた東京女子医科大学皮膚科教授川島 眞先生,サイコダーマトロジストの先達として,いつも貴重なアドバイスを賜りました小林美咲先生,暖かく応援してくださった細谷律子先生,心身医学の専門家であり,現在,筆者のボスに当たる精神科医,加茂登志子先生,リエゾン・コンサルテーション精神科医として,長年にわたり皮膚科病棟に足を運び,おそらく精神科医の中で日本一たくさんのアトピー性皮膚炎の患者さんと面接してくださっている川本恭子先生,筆者のよき協力者であり,「アトピー勉強会:スキンケア」のミニレクチャーのスライドを快く提供してくれた有川順子先生,そして何より,様々な場面でいろいろなことを教えてくれた患者さんたちに感謝いたします.
最後に南山堂編集部の高見沢 恵様には,昨年の出会いから本書の出版までのご尽力に心より御礼申し上げます.
2008年3月
檜垣祐子
振り返ってみれば,皮膚心身医学の草分けであり,常に最先端を行く小林美咲先生が,東京女子医科大学の皮膚科に掻破行動についての講演に見えたのが12年前のことです.それが筆者の皮膚心身医学との出会いでした.それまで大学病院の専門外来「アトピー外来」で,薬物療法を頼みに少なからず気の重い診察をしていたのが,掻破行動の指導を始めてから,患者さんの症状は目に見えて改善し,また軽快・増悪の波はあるにしても,その予測が立ち,悪化したときの理由もわかるようになったのです.経過の見通しが立つことで,治療者として,おそらく患者さん以上に気が楽になり,いつも落ち着いた気分でアトピー外来の診療ができるようになりました.
現在,アトピー性皮膚炎の治療としての心理学的(心身医学的)アプローチは,ステロイド外用薬,カルシニューリン阻害薬,シクロスポリン,紫外線療法(光線療法),そう痒に対する抗ヒスタミン薬と並んで,EBMに基づいて有用性があると判断される治療法の1つです.アトピー性皮膚炎の治療に当たる皮膚科医・小児科医の誰もが,心身医学的アプローチを理解し,実践することが望まれるようになりつつある今,読者の皆さんのために,本書が少しでもお役に立てれば,筆者にとって大変うれしいことです.
皮膚科医は皮膚に現れる変化を観察し,診断するのは得意ですが,目に見えない心の問題を取り扱うのは幾分苦手かもしれません.しかし,特別な心身医学の理論やトレーニングは必要ありません.目に見えるものの意味をほんのちょっと想像してみるだけで,目の前の患者さんの行動が見えてくるのです.本書ではサイコダーマトロジー(皮膚心身医学)の取り扱うテーマについて概説すると共に,アトピー性皮膚炎を中心に,いくつかの疾患について,筆者の行っている心身医学的アプローチを紹介しました.軽い気持ちで明日から,まずは1日3人くらいでいいので,手の所見を観察してみてください.pearly nailやknuckle pad様の変化があったら…さあ,やってみましょう!その瞬間あなたもサイコダーマトロジストになるのです.
サイコダーマトロジーは新しい学問分野であり,今後ますます成長・発達・成熟し,より完成度の高いものになっていくものと思われます.本書を読まれたサイコダーマトロジストから,忌憚ないご意見を頂戴し,より効果的な心身医学的アプローチを確立することができれば何よりです.
本書の執筆に至るには多くの人々のお世話になりました.
サイコダーマトロジーの分野での研究について,常にご支援いただいた東京女子医科大学皮膚科教授川島 眞先生,サイコダーマトロジストの先達として,いつも貴重なアドバイスを賜りました小林美咲先生,暖かく応援してくださった細谷律子先生,心身医学の専門家であり,現在,筆者のボスに当たる精神科医,加茂登志子先生,リエゾン・コンサルテーション精神科医として,長年にわたり皮膚科病棟に足を運び,おそらく精神科医の中で日本一たくさんのアトピー性皮膚炎の患者さんと面接してくださっている川本恭子先生,筆者のよき協力者であり,「アトピー勉強会:スキンケア」のミニレクチャーのスライドを快く提供してくれた有川順子先生,そして何より,様々な場面でいろいろなことを教えてくれた患者さんたちに感謝いたします.
最後に南山堂編集部の高見沢 恵様には,昨年の出会いから本書の出版までのご尽力に心より御礼申し上げます.
2008年3月
檜垣祐子
目次
第1章 皮膚と心─サイコダーマトロジーについて考えよう
●皮膚は心をうつす
●皮膚はストレスの標的になりやすい―ストレスで起こる痒み
●考え事をすると痒くなる?
●身体的,心理的,社会的の3面からアプローチ
●身体的アプローチは心理社会的側面によい影響を及ぼす
●痒みと痛みは似ている
●痛みとは
●ゲート・コントロールセオリー:痛みの抑制系
●「痛み」を「痒み」に置き換えてみると
●痛みの多層性モデル
●痒みの多層性モデル
●痒み行動としての掻破行動
●皮膚疾患とQOL
●QOLの評価方法
●炎症性皮膚疾患は感情面のQOLに大きく影響
●外見の変化とボディイメージ
●サイコダーマトロジーの対象となる疾患―心身症性皮膚疾患
●皮膚と心を考えるサイコダーマトロジー
第2章 アトピー性皮膚炎とサイコダーマトロジー
●心身症性皮膚疾患としてのアトピー性皮膚炎
●アトピー性皮膚炎の治療ガイドラインと心身医学的治療
●アトピー性皮膚炎とリエゾン・コンサルテーション
●アトピー性皮膚炎はストレスで悪化する
●日常的な問題がストレスになりやすい
●重症のアトピー性皮膚炎患者さんの多くは心身症
●精神疾患合併例への対応
●なぜストレスで悪化するのか
●掻破は痒いからだけではない
●掻破行動は行動の問題
●多くの患者さんにあるストレス下での掻破行動
●2つの悪循環itch-scratch cycleとstress-scratch cycle
●掻破行動を自覚するとその後の経過に好結果をもたらす
●疾病への逃避
●グループ療法の取り組み
●アトピー性皮膚炎のグループ療法―「アトピー勉強会」
●グループ療法で治療に前向きに
●ソーシャルサポートとしてのグループ療法
●グループ療法とQOL
●セルフケアは患者さん自身が行う治療行動
●セルフケアが治療の鍵を握る
●疾患に起因する心理社会的問題(ストレス)
●治療への不適応とステロイド忌避
●サイコダーマトロジストになろう―皮膚科医の役割
第3章 アトピー性皮膚炎の心身医学的アプローチ─実際にやってみよう
●心身医学的アプローチってどうやるの?
●アプローチの鍵は掻破行動・ストレス対処・ステロイド忌避・セルフケアの実行
●まず「ストレス」と「スクラッチ」にアプローチしよう!
1.掻破行動への対策
2.ストレスとその対処
A.悪化因子になるストレスについて考えよう
B.ストレス解消の勧めやすい
C.ストレス対処に大切な心構え
D.対人関係のストレスには
E.ストレスの評価と判断
3.セルフケア
●セルフケアに含まれるもの
●どうして悪化したかわからない―セルフケアの乱れをチェック
●どれか1つを実行に移す
●睡眠はとても大事
●セルフケアの行動変化ステージ
●セルフケアに影響するもの
●ストレスへの対処
●究極のセルフケア
4.ステロイド忌避
●適切な外用療法が行われていないとき
●治療への不適応とステロイド忌避への対策
●なぜステロイドが怖いのか
●適切な外用療法について,しつこいくらい繰り返し説明しよう
第4章 子どものアトピー性皮膚炎の場合
●思春期ってどういう時期?
●1人の人間として対等に
●まずはお母さんをねぎらおう
●思春期の患者さん―「あなたが主役」
●診察のときも本人を相手に
●お母さん,口出しは6回に,4回は見守って
●転ばぬ先の杖はやめよう
●助けてのサインを見逃さない
●次からなるべく1人で来てもらう
●学業やクラブ活動のことなどにも心を寄せる
●進路の葛藤―大いに悩んで
●外見のことで傷つきやすい
●高校生ならスクラッチ日記も一工夫
●学童期の子どもは好奇心旺盛で,勤勉,友達関係が大切
●子どもに説明,「大人はすぐ忘れるから」
●自分でする外用療法
●学校生活はなるべく普通に
●子どもが掻くと見ている親がイライラする
●自分のイライラは自分で解消
●YouメッセージよりIメッセージ(あなたが寝てくれるとお母さんは助かる)
●治療の目標―皮疹ゼロを目指さない
●周囲に惑わされない―代替療法などを勧められたら
●治療の軸をぶらさない―このままこの薬を塗っていていいのかしら?は禁句
●乳幼児のアトピー性皮膚炎は母親が鍵
●関心を引くための掻破
●「そのままであなたが大切」のメッセージ
●外用療法はなるべく単純化,母親が楽なやり方で
●お母さんが自分の時間をつくる
●周囲のサポートを探す
●お父さんの役割
第5章 グループ療法─「アトピー勉強会」でわかったこと
●はじめに
●ステロイド外用療法
●スキンケア
●代替医療
●セルフケア
第6章 ほかの疾患にも応用してみよう!
●掻破行動があればそこからが早い
●結節性痒疹の場合―掻破行動は結構頑固
●ざ瘡―丘疹1個でも気が滅入る
●乾癬はQOLに大きく影響
●掻破行動が想定できない疾患の場合
●蕁麻疹とストレス
●多汗症には心理的要因が大きく影響
●ストレスと関係の深い脱毛症は
●円形脱毛症とストレス
●女性型脱毛症―生活指導や心理的サポートが大切
●トリコチロマニア―抜毛も行動の問題だが…
●中高年のストレス要因は
●更年期女性の問題
●更年期女性の酒さ様皮膚炎とストレス
●皮膚に関する不定愁訴―皮膚そう痒症と皮膚感覚異常症
●不定愁訴への対策―聴く,尋ねる,話すが基本
●説明技術の指導
●神経症性擦傷・自傷性皮膚炎(人工皮膚炎)
索引
●皮膚は心をうつす
●皮膚はストレスの標的になりやすい―ストレスで起こる痒み
●考え事をすると痒くなる?
●身体的,心理的,社会的の3面からアプローチ
●身体的アプローチは心理社会的側面によい影響を及ぼす
●痒みと痛みは似ている
●痛みとは
●ゲート・コントロールセオリー:痛みの抑制系
●「痛み」を「痒み」に置き換えてみると
●痛みの多層性モデル
●痒みの多層性モデル
●痒み行動としての掻破行動
●皮膚疾患とQOL
●QOLの評価方法
●炎症性皮膚疾患は感情面のQOLに大きく影響
●外見の変化とボディイメージ
●サイコダーマトロジーの対象となる疾患―心身症性皮膚疾患
●皮膚と心を考えるサイコダーマトロジー
第2章 アトピー性皮膚炎とサイコダーマトロジー
●心身症性皮膚疾患としてのアトピー性皮膚炎
●アトピー性皮膚炎の治療ガイドラインと心身医学的治療
●アトピー性皮膚炎とリエゾン・コンサルテーション
●アトピー性皮膚炎はストレスで悪化する
●日常的な問題がストレスになりやすい
●重症のアトピー性皮膚炎患者さんの多くは心身症
●精神疾患合併例への対応
●なぜストレスで悪化するのか
●掻破は痒いからだけではない
●掻破行動は行動の問題
●多くの患者さんにあるストレス下での掻破行動
●2つの悪循環itch-scratch cycleとstress-scratch cycle
●掻破行動を自覚するとその後の経過に好結果をもたらす
●疾病への逃避
●グループ療法の取り組み
●アトピー性皮膚炎のグループ療法―「アトピー勉強会」
●グループ療法で治療に前向きに
●ソーシャルサポートとしてのグループ療法
●グループ療法とQOL
●セルフケアは患者さん自身が行う治療行動
●セルフケアが治療の鍵を握る
●疾患に起因する心理社会的問題(ストレス)
●治療への不適応とステロイド忌避
●サイコダーマトロジストになろう―皮膚科医の役割
第3章 アトピー性皮膚炎の心身医学的アプローチ─実際にやってみよう
●心身医学的アプローチってどうやるの?
●アプローチの鍵は掻破行動・ストレス対処・ステロイド忌避・セルフケアの実行
●まず「ストレス」と「スクラッチ」にアプローチしよう!
1.掻破行動への対策
2.ストレスとその対処
A.悪化因子になるストレスについて考えよう
B.ストレス解消の勧めやすい
C.ストレス対処に大切な心構え
D.対人関係のストレスには
E.ストレスの評価と判断
3.セルフケア
●セルフケアに含まれるもの
●どうして悪化したかわからない―セルフケアの乱れをチェック
●どれか1つを実行に移す
●睡眠はとても大事
●セルフケアの行動変化ステージ
●セルフケアに影響するもの
●ストレスへの対処
●究極のセルフケア
4.ステロイド忌避
●適切な外用療法が行われていないとき
●治療への不適応とステロイド忌避への対策
●なぜステロイドが怖いのか
●適切な外用療法について,しつこいくらい繰り返し説明しよう
第4章 子どものアトピー性皮膚炎の場合
●思春期ってどういう時期?
●1人の人間として対等に
●まずはお母さんをねぎらおう
●思春期の患者さん―「あなたが主役」
●診察のときも本人を相手に
●お母さん,口出しは6回に,4回は見守って
●転ばぬ先の杖はやめよう
●助けてのサインを見逃さない
●次からなるべく1人で来てもらう
●学業やクラブ活動のことなどにも心を寄せる
●進路の葛藤―大いに悩んで
●外見のことで傷つきやすい
●高校生ならスクラッチ日記も一工夫
●学童期の子どもは好奇心旺盛で,勤勉,友達関係が大切
●子どもに説明,「大人はすぐ忘れるから」
●自分でする外用療法
●学校生活はなるべく普通に
●子どもが掻くと見ている親がイライラする
●自分のイライラは自分で解消
●YouメッセージよりIメッセージ(あなたが寝てくれるとお母さんは助かる)
●治療の目標―皮疹ゼロを目指さない
●周囲に惑わされない―代替療法などを勧められたら
●治療の軸をぶらさない―このままこの薬を塗っていていいのかしら?は禁句
●乳幼児のアトピー性皮膚炎は母親が鍵
●関心を引くための掻破
●「そのままであなたが大切」のメッセージ
●外用療法はなるべく単純化,母親が楽なやり方で
●お母さんが自分の時間をつくる
●周囲のサポートを探す
●お父さんの役割
第5章 グループ療法─「アトピー勉強会」でわかったこと
●はじめに
●ステロイド外用療法
●スキンケア
●代替医療
●セルフケア
第6章 ほかの疾患にも応用してみよう!
●掻破行動があればそこからが早い
●結節性痒疹の場合―掻破行動は結構頑固
●ざ瘡―丘疹1個でも気が滅入る
●乾癬はQOLに大きく影響
●掻破行動が想定できない疾患の場合
●蕁麻疹とストレス
●多汗症には心理的要因が大きく影響
●ストレスと関係の深い脱毛症は
●円形脱毛症とストレス
●女性型脱毛症―生活指導や心理的サポートが大切
●トリコチロマニア―抜毛も行動の問題だが…
●中高年のストレス要因は
●更年期女性の問題
●更年期女性の酒さ様皮膚炎とストレス
●皮膚に関する不定愁訴―皮膚そう痒症と皮膚感覚異常症
●不定愁訴への対策―聴く,尋ねる,話すが基本
●説明技術の指導
●神経症性擦傷・自傷性皮膚炎(人工皮膚炎)
索引