カテゴリー: 臨床薬学
スキルアップのための漢方薬の服薬指導
改訂2版
徳島文理大学薬学部 教授 岡野善郎 著
久留米大学医学部附属病院 薬剤部 永田郁夫 著
定価
2,640円(本体 2,400円 +税10%)
- A5判 284頁
- 2006年10月 発行
- ISBN 978-4-525-76332-9
日薬剤師が漢方をよく理解し,患者にわかりやすく説明できる,月西洋薬と漢方薬との併用に伴う主作用,副作用を把握し,薬剤師として医薬品の適正使用に貢献できる,を到達目標に,漢方の基本概念,服薬指導の基礎知識,主な疾患別漢方治療と服薬指導のポイントを解説.Q&Aや主要漢方製剤の効能・効果一覧も収載.漢方薬の服薬指導のために必携の一冊.
- 序文
- 目次
序文
漢方は,数千年の歴史の荒波にもまれながら,構築されてきたものです.数千年とは比較にもなりませんが,本書の発刊から5年間は,世の中の激動による変化と要望を等閑視する期間でした.すなわち,21世紀初頭とは日本に少子化と高齢化社会への突入,激変した健康保険制度,ジェネリック医薬品を意識した薬価制度や代替医療の導入,そして平成18年4月からの薬学6年制への移行など,これらが連動してわれわれの前に押し寄せてきた時期でした.
さて,今回の主な改訂点は,2001年発刊の本書の初版と2004年発刊の薬局別冊「漢方薬の服薬説明ガイド」の内容をバージョンアップし,さらに「漢方医学の基本概念」,「漢方薬のEBM」を充実させ,「対象疾患や症例」,「Q&A」の項目も増補したことです.今回の改訂版の特徴としては,
1.「漢方とは」初学者や興味を持たれた方々への入門編として,難解と思われがちな内容の理解度を深めるためにわかりやすい解説を追記しました.
2.漢方と同様に健康食品やサプリメントなどへの国民の単なる興味・関心(ブーム)から使用(パターン)へと行動の様式が変化しました.
そのため,医療用医薬品(漢方も含む),一般用医薬品(漢方も含む),健康食品・サプリメントとの飲みあわせ(併用に伴う相互作用)の問題点(有害作用,副作用など)を防ぎ,避けるために誌面を割いています.われわれの到達目標の1つは,「薬剤師が漢方をよく理解し,患者にわかりやすい解説ができる(服薬指導)」ことです.もう1つの目標は,「医療用医薬品(この場合は西洋薬です)と漢方薬との併用に伴う作用(主作用,副作用)を把握し,西洋薬あるいは漢方薬の投薬量を増減する,処方薬を変更するなど薬剤師の行うリスクマネジメント(医薬品適正使用)に貢献できる」ことです.これは,途方もない大仕事ですが,千歩の道の道半ばでもなく,やっと端緒に辿り着いたところでしょう.漢方の初学者や薬学生のみならず,服薬指導に従事されている方,また今から服薬指導の業務に携わられる薬剤師や一般市民の方々にもご覧いただければ幸いです.「すぐ変える じっくり変わる!」これが現在の心境です.
本書の改訂に際して終始激励と助言をいただいた皆様方に感謝の意を表します.
2006年 大暑
岡野善郎
永田郁夫
さて,今回の主な改訂点は,2001年発刊の本書の初版と2004年発刊の薬局別冊「漢方薬の服薬説明ガイド」の内容をバージョンアップし,さらに「漢方医学の基本概念」,「漢方薬のEBM」を充実させ,「対象疾患や症例」,「Q&A」の項目も増補したことです.今回の改訂版の特徴としては,
1.「漢方とは」初学者や興味を持たれた方々への入門編として,難解と思われがちな内容の理解度を深めるためにわかりやすい解説を追記しました.
2.漢方と同様に健康食品やサプリメントなどへの国民の単なる興味・関心(ブーム)から使用(パターン)へと行動の様式が変化しました.
そのため,医療用医薬品(漢方も含む),一般用医薬品(漢方も含む),健康食品・サプリメントとの飲みあわせ(併用に伴う相互作用)の問題点(有害作用,副作用など)を防ぎ,避けるために誌面を割いています.われわれの到達目標の1つは,「薬剤師が漢方をよく理解し,患者にわかりやすい解説ができる(服薬指導)」ことです.もう1つの目標は,「医療用医薬品(この場合は西洋薬です)と漢方薬との併用に伴う作用(主作用,副作用)を把握し,西洋薬あるいは漢方薬の投薬量を増減する,処方薬を変更するなど薬剤師の行うリスクマネジメント(医薬品適正使用)に貢献できる」ことです.これは,途方もない大仕事ですが,千歩の道の道半ばでもなく,やっと端緒に辿り着いたところでしょう.漢方の初学者や薬学生のみならず,服薬指導に従事されている方,また今から服薬指導の業務に携わられる薬剤師や一般市民の方々にもご覧いただければ幸いです.「すぐ変える じっくり変わる!」これが現在の心境です.
本書の改訂に際して終始激励と助言をいただいた皆様方に感謝の意を表します.
2006年 大暑
岡野善郎
永田郁夫
目次
第I章 これでわかる漢方の概念!
1 陰と陽
・全身的な状態を診る
2 虚と実
・病的反応の状態を診る
3 表と裏
・防御反応の場所を診る
4 寒と熱
・病的反応の状態を診る
・寒証について,もっと詳しく!
5 五 臓
■陰陽五行説を理解する!
・陰陽説
・五行説
6 気・血・水
■気
・気 虚
・気 滞
■血
・血 虚
・血 滞
■水
・津 虚
・水 滞
7 腎 虚
8 六病位
第II章 服薬指導のための基礎知識
1 服薬指導に対する姿勢について
2 漢方の「証」とは?
3 異病同治と同病異治とは?
4 漢方薬(エキス製剤)の服用方法は?
5 漢方薬の服用時間は?
6 漢方薬の副作用は?
7 漢方薬と西洋薬の相互作用は?
・抗生物質との併用
・ステロイド薬との併用
8 漢方薬の併用・合方は?
・漢方薬の配合法則
9 エキス製剤と煎じ薬との効力の比較は?
10 漢方薬の服用期間および長期服用は?
・長期服用には間質性肺炎の副作用に注意!
11 健康食品と漢方薬の関連性は?
12 食物と漢方薬の関連性は?
・食物の性味
・医薬品と食品の相互作用
・栄養・運動・休養の三要素
13 妊婦への影響は?
14 疼痛にも効果がある?
15 がんに対する効果は?
16 漢方薬の適する疾患は?
17 漢方医学と中国医学(中医学)の違いは?
18 漢方医学は代替医療?
第III章 東洋医学におけるEBM
−日本東洋医学会によるEBM報告 (1986〜2002)−
・消化器内科/・呼吸器内科/・循環器内科/・腎臓内科/
・代謝・内分泌内科/・老年科/・精神神経科/・一般外科/
・産婦人科/・耳鼻咽喉科/・皮膚科/・整形外科/・泌尿器科/
・脳神経外科/・歯科・口腔外科/・眼 科/・放射線科
第IV章 漢方治療と服薬指導 −疾患別−
1 アトピー性皮膚炎
■アトピー性皮膚炎の漢方治療
■服薬指導のポイント
・生活環境の注意
・アトピー性皮膚炎の薬理学的観点
2 気管支喘息
■気管支喘息の漢方治療
■服薬指導のポイント
・生活環境の注意
3 関節リウマチ
■関節リウマチの漢方治療
■服薬指導のポイント
・生活環境の注意
4 便 秘
■便秘の漢方治療
■便秘に用いる漢方方剤および組成生薬の特徴
■服薬指導のポイント
■便秘の中医学的概念
5 高血圧
■高血圧の漢方治療
■高血圧に用いる漢方方剤の特徴
■服薬指導のポイント
・Ca拮抗薬と飲食物の相互作用
・Ca拮抗薬とCa塩を含む漢方薬の併用について
・Ca拮抗薬と利尿薬の併用について
・降圧薬(西洋薬)と併用注意の漢方製剤
6 月経困難症
■月経困難症の漢方治療
■服薬指導のポイント
7 眼科疾患
■眼科疾患の漢方治療
■服薬指導のポイント
8 頭 痛
■頭痛の漢方治療
■服薬指導のポイント
9 不眠・不眠症
■不眠・不眠症の漢方治療
■服薬指導のポイント
・血虚の中医学的概念
10 肩こり
■肩こりの漢方治療
■服薬指導のポイント
・肩こりによいツボや民間薬について
11 糖尿病
■糖尿病の漢方治療
■服薬指導のポイント
・低血糖への注意
12 めまい
■めまいの漢方治療
■服薬指導のポイント
・生活環境の注意
・民間療法
13 うつ病
■うつ病の漢方治療
■服薬指導のポイント
14 高脂血症
■高脂血症の漢方治療
■服薬指導のポイント
・コレステロールの3つの役割
・中性脂肪
・メタボリック症候群(内臓脂肪症候群)
15 肥 満
■肥満症の漢方治療
■服薬指導のポイント
・内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満
第V章 漢方薬Q&A
Q 1 漢方薬は間質性肺炎の副作用が生じやすいと聞いていますが?
Q 2 小柴胡湯と間質肺炎の関連性は?
Q 3 肝炎に用いられる漢方薬はどのようなものですか?
Q 4 小柴胡湯をかなり長く服用していますが大丈夫でしょうか?
Q 5 吃逆(しゃっくり)に用いられる漢方薬はありますか?
Q 6 抗うつ効果があるといわれるセント・ジョーンズ・ワートを服用しています.うつ薬と併用してもよいでしょうか?
Q 7 アルツハイマー病の特効薬はないのですか?
Q 8 漢方薬は胃腸の弱い人に向いているのですか?
Q 9 鎮痛薬として,芍薬甘草湯を長期に服用してもよいですか?
Q10 二日酔いによい漢方薬はありませんか?
Q11 高血圧に杜仲茶を飲んでもかまいませんか?
Q12 漢方薬はがんにも効果があるのですか?
Q13 しもやけ(凍瘡)にも漢方薬は効きますか?
Q14 不眠は,カルシウムが不足しているのですか?
Q15 不眠に効果のある民間薬は? また,安全性は?
Q16 就寝前に漢方薬を飲んでもよいですか?
Q17 漢方薬は車の運転に影響はありませんか?
Q18 ハトムギ茶はリウマチによいのですか?
Q19 よく下痢をします.漢方薬で下痢体質を変えられませんか?
Q20 便秘で,大黄甘草湯を服用していますが,効果が上がりませんが?
Q21 便通がいつもより悪くなったので,潤腸湯を増やして飲みましたが,身体の調子が悪くなりました.どうしてですか?(八味地黄丸,潤腸湯を服用中)
Q22 便秘には,牛乳を飲むとよいと聞きましたが?
Q23 繊維性の豊富な食品は便秘によいですか?
Q24 「医者いらず」といわれるアロエの便秘に対する効果は?
Q25 高血圧ですが,風邪に葛根湯を服用してもよいですか?
Q26 降圧薬カプトプリルと防風通聖散を一緒に服用してもよいですか?
Q27 血圧が高いのですが,朝鮮人参を服用してもよいですか?
Q28 耳鳴の改善には?(高齢者:高血圧)
Q29 夜間尿の改善によい漢方薬は?(高齢者)
Q30 なかなか妊娠しないので,漢方薬を試みたいのですが?
Q31 当帰芍薬散や加味逍遙散は男性にも使ってよいのですか?
Q32 排卵障害および不妊症によい漢方薬は?
Q33 妊娠中ですが,風邪のため葛根湯を服用してもかまいませんか?
Q34 男性不妊症によい漢方薬は?
Q35 月経痛と冷え性は関連がありますか?
Q36 民間薬と漢方薬との違いは?
Q37 サプリメントについて教えて下さい.
Q38 月経痛にいつも鎮痛薬を服用しているので心配です.月経痛によい漢方薬はありますか?
Q39 眼の疲れや充血によい漢方薬はありますか?
Q40 ブドウ膜炎(ベーチェット病)に対する漢方医学的治療を教えて下さい.
Q41 口内乾燥に効果のある漢方薬は?
Q42 メニエール病によい漢方薬はありますか?
Q43 頭痛によいツボはありませんか?
Q44 肩こりにもらった葛根湯と柴胡桂枝湯は,どのように違うのですか?
Q45 月経時に頭痛を伴いますが,月経痛と関係がありますか?
Q46 足が冷えて眠れません.また,空腹で眠れない時は?
Q47 アカルボースを服用しています.併用するとよくない漢方薬はありますか?
Q48 緑茶は糖尿病によいと聞きましたが?
Q49 「冷え」と「のぼせ」は,関連がありますか?
Q50 喘息で小青竜湯を服用しています.車の運転は大丈夫ですか?
Q51 冬虫夏草は,喘息によいのですか?
Q52 ダイエットに漢方薬は適していますか?
Q53 末梢性神経障害に牛車腎気丸がよいと聞きましたが?
主要漢方製剤の効能・効果一覧
索 引
一般索引
処方索引
コ ラ ム
コラム1 軟膏基剤の性質は?
コラム2 喘息患者の飲酒は?
コラム3 生体内Caイオンの生理機能と存在
コラム4 漢方薬とドーピング
コラム5 「冷え」と「のぼせ」は関連する?
コラム6 目の乾燥にビタミンA?
コラム7 経穴(つぼ)ひとこと
コラム8 アルコールは催眠薬の代わりになるか?
コラム9 睡眠薬の服用で注意することは?
コラム10 肩こり(痛み)の原因は?
コラム11 温湿布と冷湿布のどちらを貼る?
コラム12 人体には貯蔵エネルギーがある!
1 陰と陽
・全身的な状態を診る
2 虚と実
・病的反応の状態を診る
3 表と裏
・防御反応の場所を診る
4 寒と熱
・病的反応の状態を診る
・寒証について,もっと詳しく!
5 五 臓
■陰陽五行説を理解する!
・陰陽説
・五行説
6 気・血・水
■気
・気 虚
・気 滞
■血
・血 虚
・血 滞
■水
・津 虚
・水 滞
7 腎 虚
8 六病位
第II章 服薬指導のための基礎知識
1 服薬指導に対する姿勢について
2 漢方の「証」とは?
3 異病同治と同病異治とは?
4 漢方薬(エキス製剤)の服用方法は?
5 漢方薬の服用時間は?
6 漢方薬の副作用は?
7 漢方薬と西洋薬の相互作用は?
・抗生物質との併用
・ステロイド薬との併用
8 漢方薬の併用・合方は?
・漢方薬の配合法則
9 エキス製剤と煎じ薬との効力の比較は?
10 漢方薬の服用期間および長期服用は?
・長期服用には間質性肺炎の副作用に注意!
11 健康食品と漢方薬の関連性は?
12 食物と漢方薬の関連性は?
・食物の性味
・医薬品と食品の相互作用
・栄養・運動・休養の三要素
13 妊婦への影響は?
14 疼痛にも効果がある?
15 がんに対する効果は?
16 漢方薬の適する疾患は?
17 漢方医学と中国医学(中医学)の違いは?
18 漢方医学は代替医療?
第III章 東洋医学におけるEBM
−日本東洋医学会によるEBM報告 (1986〜2002)−
・消化器内科/・呼吸器内科/・循環器内科/・腎臓内科/
・代謝・内分泌内科/・老年科/・精神神経科/・一般外科/
・産婦人科/・耳鼻咽喉科/・皮膚科/・整形外科/・泌尿器科/
・脳神経外科/・歯科・口腔外科/・眼 科/・放射線科
第IV章 漢方治療と服薬指導 −疾患別−
1 アトピー性皮膚炎
■アトピー性皮膚炎の漢方治療
■服薬指導のポイント
・生活環境の注意
・アトピー性皮膚炎の薬理学的観点
2 気管支喘息
■気管支喘息の漢方治療
■服薬指導のポイント
・生活環境の注意
3 関節リウマチ
■関節リウマチの漢方治療
■服薬指導のポイント
・生活環境の注意
4 便 秘
■便秘の漢方治療
■便秘に用いる漢方方剤および組成生薬の特徴
■服薬指導のポイント
■便秘の中医学的概念
5 高血圧
■高血圧の漢方治療
■高血圧に用いる漢方方剤の特徴
■服薬指導のポイント
・Ca拮抗薬と飲食物の相互作用
・Ca拮抗薬とCa塩を含む漢方薬の併用について
・Ca拮抗薬と利尿薬の併用について
・降圧薬(西洋薬)と併用注意の漢方製剤
6 月経困難症
■月経困難症の漢方治療
■服薬指導のポイント
7 眼科疾患
■眼科疾患の漢方治療
■服薬指導のポイント
8 頭 痛
■頭痛の漢方治療
■服薬指導のポイント
9 不眠・不眠症
■不眠・不眠症の漢方治療
■服薬指導のポイント
・血虚の中医学的概念
10 肩こり
■肩こりの漢方治療
■服薬指導のポイント
・肩こりによいツボや民間薬について
11 糖尿病
■糖尿病の漢方治療
■服薬指導のポイント
・低血糖への注意
12 めまい
■めまいの漢方治療
■服薬指導のポイント
・生活環境の注意
・民間療法
13 うつ病
■うつ病の漢方治療
■服薬指導のポイント
14 高脂血症
■高脂血症の漢方治療
■服薬指導のポイント
・コレステロールの3つの役割
・中性脂肪
・メタボリック症候群(内臓脂肪症候群)
15 肥 満
■肥満症の漢方治療
■服薬指導のポイント
・内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満
第V章 漢方薬Q&A
Q 1 漢方薬は間質性肺炎の副作用が生じやすいと聞いていますが?
Q 2 小柴胡湯と間質肺炎の関連性は?
Q 3 肝炎に用いられる漢方薬はどのようなものですか?
Q 4 小柴胡湯をかなり長く服用していますが大丈夫でしょうか?
Q 5 吃逆(しゃっくり)に用いられる漢方薬はありますか?
Q 6 抗うつ効果があるといわれるセント・ジョーンズ・ワートを服用しています.うつ薬と併用してもよいでしょうか?
Q 7 アルツハイマー病の特効薬はないのですか?
Q 8 漢方薬は胃腸の弱い人に向いているのですか?
Q 9 鎮痛薬として,芍薬甘草湯を長期に服用してもよいですか?
Q10 二日酔いによい漢方薬はありませんか?
Q11 高血圧に杜仲茶を飲んでもかまいませんか?
Q12 漢方薬はがんにも効果があるのですか?
Q13 しもやけ(凍瘡)にも漢方薬は効きますか?
Q14 不眠は,カルシウムが不足しているのですか?
Q15 不眠に効果のある民間薬は? また,安全性は?
Q16 就寝前に漢方薬を飲んでもよいですか?
Q17 漢方薬は車の運転に影響はありませんか?
Q18 ハトムギ茶はリウマチによいのですか?
Q19 よく下痢をします.漢方薬で下痢体質を変えられませんか?
Q20 便秘で,大黄甘草湯を服用していますが,効果が上がりませんが?
Q21 便通がいつもより悪くなったので,潤腸湯を増やして飲みましたが,身体の調子が悪くなりました.どうしてですか?(八味地黄丸,潤腸湯を服用中)
Q22 便秘には,牛乳を飲むとよいと聞きましたが?
Q23 繊維性の豊富な食品は便秘によいですか?
Q24 「医者いらず」といわれるアロエの便秘に対する効果は?
Q25 高血圧ですが,風邪に葛根湯を服用してもよいですか?
Q26 降圧薬カプトプリルと防風通聖散を一緒に服用してもよいですか?
Q27 血圧が高いのですが,朝鮮人参を服用してもよいですか?
Q28 耳鳴の改善には?(高齢者:高血圧)
Q29 夜間尿の改善によい漢方薬は?(高齢者)
Q30 なかなか妊娠しないので,漢方薬を試みたいのですが?
Q31 当帰芍薬散や加味逍遙散は男性にも使ってよいのですか?
Q32 排卵障害および不妊症によい漢方薬は?
Q33 妊娠中ですが,風邪のため葛根湯を服用してもかまいませんか?
Q34 男性不妊症によい漢方薬は?
Q35 月経痛と冷え性は関連がありますか?
Q36 民間薬と漢方薬との違いは?
Q37 サプリメントについて教えて下さい.
Q38 月経痛にいつも鎮痛薬を服用しているので心配です.月経痛によい漢方薬はありますか?
Q39 眼の疲れや充血によい漢方薬はありますか?
Q40 ブドウ膜炎(ベーチェット病)に対する漢方医学的治療を教えて下さい.
Q41 口内乾燥に効果のある漢方薬は?
Q42 メニエール病によい漢方薬はありますか?
Q43 頭痛によいツボはありませんか?
Q44 肩こりにもらった葛根湯と柴胡桂枝湯は,どのように違うのですか?
Q45 月経時に頭痛を伴いますが,月経痛と関係がありますか?
Q46 足が冷えて眠れません.また,空腹で眠れない時は?
Q47 アカルボースを服用しています.併用するとよくない漢方薬はありますか?
Q48 緑茶は糖尿病によいと聞きましたが?
Q49 「冷え」と「のぼせ」は,関連がありますか?
Q50 喘息で小青竜湯を服用しています.車の運転は大丈夫ですか?
Q51 冬虫夏草は,喘息によいのですか?
Q52 ダイエットに漢方薬は適していますか?
Q53 末梢性神経障害に牛車腎気丸がよいと聞きましたが?
主要漢方製剤の効能・効果一覧
索 引
一般索引
処方索引
コ ラ ム
コラム1 軟膏基剤の性質は?
コラム2 喘息患者の飲酒は?
コラム3 生体内Caイオンの生理機能と存在
コラム4 漢方薬とドーピング
コラム5 「冷え」と「のぼせ」は関連する?
コラム6 目の乾燥にビタミンA?
コラム7 経穴(つぼ)ひとこと
コラム8 アルコールは催眠薬の代わりになるか?
コラム9 睡眠薬の服用で注意することは?
コラム10 肩こり(痛み)の原因は?
コラム11 温湿布と冷湿布のどちらを貼る?
コラム12 人体には貯蔵エネルギーがある!