ブックタイトル在宅で褥瘡に出会ったら 改訂2版

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概要

在宅で褥瘡に出会ったら 改訂2版

933 局所的アプローチの実際(2)抗凝固薬内服中のために病院で切開を行った例 在宅でもポケットの有無は褥瘡の予後に大きな影響を及ぼす.深いポケットや被蓋部の厚い場合などは在宅での切開は危険であるとの指摘がある.症例270 代男性.転落事故による脊髄損傷.意志の疎通は可能,ワルファリン内服中.主たる介護者は妻で,精神的にも全面的に依存しているように見受けられた.①局所評価と局所治療について D3-e3s6i0g1N3P24:37(図5-9),頭側に向けて深いポケットがあり,このまま在宅で保存的治療を続けても長時間かかると推測されたため入院加療を提案したが,患者本人が在宅での治療を望んだために入院は断念した.ポ図5-6.初診時仙骨部図5-7.2 か月後図5-8.5 か月後