ブックタイトル医療機関における新型インフルエンザ等対策 ミニマムエッセンシャルズ

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概要

医療機関における新型インフルエンザ等対策 ミニマムエッセンシャルズ

第3 章 医療機関における新型インフルエンザ等対策について164c.具体的な実施方法診療所においては,空間的に外来患者を分離することが難しいため,一般の患者と新型インフルエンザ等が疑われる患者との診察時間を分ける「時間的分離方式」の採用を検討する.病院においては,時間的に外来患者を分離することが難しいため,一般の患者と新型インフルエンザ等が疑われる患者が接触しないように,「空間的分離方式」の採用を検討する(図3─4─2).いずれの場合であっても,その運用方法をポスター・チラシ配布等で周知する.また,外来診療で必要な物品の準備,対応フローチャートを作成する.d.人員計画担当する医療従事者の調整を行う.地域感染期においては,欠勤者が増加(ピーク時の2 週間程度の間,職員が最大で40%程度欠勤する状況を想定)することを踏まえ,図3─4─2 地域感染期の外来診療における「時間的分離」「空間的分離」の例(DVD 新型インフルエンザ等発生に備えて医療機関に求められること(平成25 年12 月)企画・発行:厚生労働省を参考に作成)インフルエンザ疑い一般の方の出入りはご遠慮ください12311 17 510 24 89612311 17 510 24 896診療所午前一般患者の診療午後新型インフルエンザ等の疑いのある患者の診療時間的分離空間的分離病院