ブックタイトルここまでできる足の鏡視下手術オリエンテーション

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概要

ここまでできる足の鏡視下手術オリエンテーション

総 論 | 第4 章距骨下関節鏡の基本手技30 315. 鏡視開始 灌流圧50 ~ 60 mm Hg で,鏡視を開始する(図5).6. 副ポータルの作製 良好な視野を確保するために副ポータルを作製する(図6).ここから鉗子やシェーバーを刺入すれば,鏡視下操作が可能である.7. 距骨下関節での動きの観察 前足部を把持して回内外することにより,踵骨を内がえし(図7),外がえし(図8)させ,距骨下関節の動きを鏡視下に確認する.2. 前外側ポータルの作製 皮切は真皮のみとして,その後直モスキートペアンで皮下組織を十分に剥離する(図2).3. 外套管と鈍棒の刺入 距骨下関節に向かって外套管と鈍棒を挿入する(図3).4. 灌流装置との連結,カメラの設置 鈍棒を抜去し,灌流装置と連結する.次に外套管にカメラを設置する(図4).図6  副ポータルの作製前外側ポータルの皮膚割線に沿ってその背内側から副ポータルを作製する.図3  外套管の挿入方向図7  踵骨の内がえし図8  踵骨の外がえし図2  前外側ポータルの皮切a:皮膚割線に沿った皮切とする.b:直モスキートペアンで皮下を十分に剥離し,距骨下関節に達する.a b図4  灌流装置との連結,カメラの設置図5  距骨下関節の鏡視