ブックタイトルがん疼痛の処方・さじ加減の極意
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がん疼痛の処方・さじ加減の極意
chapter 2 がん疼痛と治療の基礎知識表2-2 痛みの種類と性状分 類侵害受容性疼痛神経障害性疼痛体性痛内臓痛がん以外での痛みの例骨折や捻挫の痛み筋肉痛下痢のときの腹痛月経痛帯状疱疹後神経痛正座の後の痛み痛みの特徴 限局した鋭い痛み局在のはっきりしない,鈍い痛み神経支配領域のしびれ痛みの表現ずきずき動くと痛いずーん重たい感じびりびり,ちくちく電気が走るような治療戦略非オピオイドが有効レスキューを上手に使う非オピオイドよりもオピオイドが効きやすい難治性で鎮痛補助薬が必要となることが多い表2-1 がん患者にみられる痛みがんによる痛み・ 体性痛・ 内臓痛・ 神経障害性疼痛がん治療による痛み・ 術後痛症候群・ 化学療法誘発末梢神経障害性疼痛・ 放射線照射後疼痛症候群がん・がん治療と直接関連のない痛み・ もともと患者が有していた疾患による痛み(腰痛症,変形性膝関節症など)・ 新しく合併した疾患による痛み(帯状疱疹,胃潰瘍など)・ がんにより二次的に生じた痛み(廃用症候群による筋肉痛,褥創の痛みなど)(文献1より引用,一部改変)時 間痛みの強さ時 間普段はあまり痛みはないが,痛みが1日中続く 1日に何回か強く痛む持続痛突出痛痛みの強さ図2-1痛みのパターン219