ブックタイトルシーン別わかる!漢方Q&A
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シーン別わかる!漢方Q&A
「随ずい証しょう治ち 療りょう」にはこの異病同治と同病異治の2つによる治療法があり(図3),漢方治療の特色としています.したがって,風邪だとしても安易に葛根湯を服用することは好ましくありません.また,小しょう柴さい胡こ 湯とうは肝炎に用いることでよく知られていますが,風邪にも用いられますので,この随証治療についてよく理解しましょう.葛根湯,麻黄湯,小青竜湯,桂枝湯,香蘇散,…風邪同じ病名の状態でも個人の症状・体質によって違う治療法を選ぶこと同病異治図2同病異治証に随って治療する!したがしょう漢方医学の治療は, 病名が何であろうと,患者個人の身体に現れる症候群として,その症状に合う薬を処方する.また,一人ひとりの体質も考慮する.“病名ではなく【証】を捉えること!”治療の指示図3随証治療の概念32