ブックタイトルジェネリック医薬品パーフェクトBOOK 改訂2版

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概要

ジェネリック医薬品パーフェクトBOOK 改訂2版

1第 1 章「ジェネリック医薬品」 総論ジェネリック医薬品とは「後発医薬品」に区分される医療用医薬品 ジェネリック医薬品は,新薬(先発医薬品)の独占的販売期間(特許期間,再審査期間)が満了したあとに,厚生労働大臣から承認を得て製造販売される医療用医薬品であり,薬事行政上は「後発医薬品」として取り扱われる(図1-1). ジェネリック医薬品という名称は,欧米で薬を「一般名」(generic name)で処方していることに由来している.近年,その名称が広く浸透しているため,本書では行政通知等に基づく箇所を除き,ジェネリック医薬品と呼ぶ.1医薬品医療用医薬品一般用医薬品新 薬(先発医薬品)ジェネリック医薬品(後発医薬品)図1-1 ジェネリック医薬品の位置づけ 患者負担の軽減,医療保険財政の改善に資する「ジェネリック医薬品」の使用促進に向けた取り組みが強化されている.本章では,わが国におけるジェネリック医薬品の位置づけ,使用促進の意義とその課題,またジェネリック製薬企業の役割などを概説した.「ジェネリック医薬品」 総論第1 章