ブックタイトル精神科外来ハイリスク薬ハンドブック

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概要

精神科外来ハイリスク薬ハンドブック

副作用モニタリング悪心・嘔吐不安不眠頭痛,めまい減量時に惹起する副作用胃腸障害抗コリン作用精神障害感覚障害一過性,対症薬(粘膜保護薬,ガスモチンなど)対症療法重篤な場合:薬剤の減量・中止各初期症状に注意そう転,自殺では病歴・家族歴にも注意減量時のめまい・頭痛・睡眠障害:徐々に減量一時的には再増量も考慮初期のめまい・頭痛:一過性重篤な場合:薬剤の減量・中止※CR錠は持続性製剤化されることで,AUCは変わらずにCmaxが低下しているため,各副作用の発現が軽減されている初期維持期対応口渇,便秘嘔気不安,抑うつ不眠頭痛,めまい※躁状態自殺企図薬物動態剤形t 1/ 2 Tma x 代謝・排泄速度過程代謝酵素(CYP)錠15.1 hr(反復) 4.6~4.8 hr 肝非線形基質2D6/阻害2D6CR 錠14 hr(反復) 8~10 hr 肝非線形基質2D6/阻害2D6400(ng・hr/mL)30020010012.5 25 50 (mg)投与量AUC0パキシル?CR錠は非線形性薬物のため投与量を増やすときは十分注意する.パキシル?錠も同様な特性をもつ.パキシル? CR 錠の単回投与時のAUC7