ブックタイトル地域医療連携サポートBOOK フローチャートでわかるがん化学療法の副作用
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地域医療連携サポートBOOK フローチャートでわかるがん化学療法の副作用
24メトクロプラミド GEプリンぺランR 錠5 mg/ 細粒2 %/シロップ0 . 1 %/ 注10 mg特徴/注意点● 末梢性● 眠気が少ないオランザピンジプレキサR 錠2 . 5,5,10 mg/細粒1 %ジプレキサR ザイディスR 錠5 mg,10 mg特徴/注意点● 中枢性● 非定型抗精神病薬● 国内で有効性が示唆されつつあるが高価● 糖尿病に禁忌(著しい高血糖の危険性)● 眠気が強い● 食欲増進作用あり● D2遮断の薬理以外の作用があるステロイド薬デキサメタゾンデカドロンR 錠0 . 5,4 mg/ 注1 . 65,3 . 3,6 . 6 mg特徴/注意点● がんの領域では制吐薬としてメタアナリシス5 , 6)などで効果が検証されている● 悪心リスクが高い化学療法ではデキサメタゾンの注射が必ず含まれる● 副作用(感染症,副腎不全,消化器症状,躁うつ症状,むくみ,高血糖など)があるので1週間以上内服しない薬A薬B薬Cドパミン受容体D2 遮断薬(D2遮断薬)プロクロルペラジンノバミンR 錠5 mg/ 筋注5 mg特徴/ 注意点● 中枢性● 精神科領域の用量は15mg/日以上● 抗精神病薬であるが,吐き気止めとしての説明が必要● 悪心のリスクが高い時期を超えて漫然と使用すると,錐体外路障害,アカシジア(ソワソワ感,焦燥感)が生じるので,継続している患者さんでは注意ハロペリドール GEセレネースR 錠0 . 75,1,1 . 5,3 mg/ 細粒1 %/ 内用液0 . 2 %/注5 mg特徴/ 注意点● 中枢性● 眠気が強いが,効果は大きい● 錐体外路障害,アカシジア(ソワソワ感,焦燥感)に注意● 傾眠,昼夜逆転,ふらつき,転倒に要注意ドンペリドン GEナウゼリンR 錠5,10 mg/ 坐薬10,30,60 mg/ 細粒1 %/ドライシロップ1 %特徴/ 注意点● 末梢性● 消化管運動改善薬として用いられることがある● 眠気が少ない薬A薬B薬C薬D薬E吐き気・食欲不振に用いる薬剤