ブックタイトル在宅薬剤管理入門
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在宅薬剤管理入門
108薬剤師が訪問薬剤管理指導を開始するまでの流れを,4 つのパターンに分けて解説する(図Ⅴ-1).A 医師の指示型(A パターン)A パターンは,在宅訪問を行っている医師や歯科医師が,患者の状況から,訪問先で薬を適切に使用するためには,薬剤師の訪問による服薬管理が必要と判断し,訪問の指示を出すことにより訪問薬剤管理指導を開始するパターンである.日本薬剤師会による「後期高齢者の服薬における問題点と薬剤師の在宅患者訪問薬剤管理指導の開始に至る4つのパターン1患者同意訪問薬剤管理指導を開始薬剤師訪問訪問の意義・目的説明薬剤師が訪問して状況把握→薬剤師介入の必要性があると判断→患者に訪問の意義・目的説明ずっと訪問することだけをイメージせず,計画性をもって期間限定で訪問することも一考医師・歯科医師に情報提供→薬剤師の訪問の必要性報告→訪問指示を出してもらう情報の共有& 問題点を相互認識A:医師の指示型医師・歯科医師からの指示薬局窓口での薬剤師が疑問視B:薬局提案型C:多職種提案型ケアマネジャー,訪問介護など多くの医療・介護職,そして家族からの相談D:退院時カンファレンス型退院時に薬局が決定される薬薬連携が重要となる情報の共有& 問題点を相互認識図Ⅴ-1.訪問薬剤管理指導開始に至る4 つのパターン(文献1)より)