ブックタイトルRp.+2016年冬号
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Rp.+2016年冬号
032 Vol.15,No.1 プラザキサR を服用している患者さんのなかには,脳血管障害の後遺症から手指麻痺が残り,アルミピロー包装やPTPシートから薬剤を思い通りに取り出すことができない方も少なくありません. 一方で,プラザキサR の外箱やアルミピロー包装には『吸湿性あり一包化不可』などと大きな印字がされているので,これまでに本剤を調剤したことのある薬剤師なら,一包化不可製剤であることを知っているはずです.また,その原因が添加物として配合された吸湿性の高い酒石酸であることも知られています. それではなぜ,薬剤師AはプラザキサR を一包化調剤しようと考えたのでしょうか? もちろん,上記のような患者さんの服薬アドヒアランスに少しでも貢献したいという使命感が根底にはあると考えられますが,プラザキサR の吸湿性の要因が主成分であるダビガトランエテキシプラザキサR の吸湿性あれ?プラザキサじゃない?一包化しちゃおう!プラザキサ薬剤師A 1調剤室プラザキサはダメだよー.吸湿性って書いてなかった?薬剤師B2えっ!?私は湿気ったお菓子なんて平気だけど….Why JapanesePeople?3 4