ブックタイトルRp.+レシピプラス 2018年冬号

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概要

Rp.+レシピプラス 2018年冬号

図1 気道の区分101618915171920227 85 63 42中枢気道 1内径2mm 以上末梢気道第7~8 分岐以降肺胞道まで内径2mm 未満主気管支葉気管支区域気管支亜域気管支(気管分岐)細気管支気道系肺胞実質系終末細気管支呼吸細気管支肺胞道肺胞?2123図2 スパイログラム量(L)肺活量(VC)時間(T)1 秒量(FEV1)努力肺活量(FVC)吸気呼気1 分1 秒a 肺活量 b 努力呼気曲線1 回換気量空気の量を示す指標を肺気量分画とよびます3) (図3).肺気量分画は呼吸機能検査のなかでもっとも基本的な検査法で,X軸に時間,Y軸に肺気量の変化を記録するスパイロメトリーによって求められますが,残気量(RV)(最大限息を吐いたあとに肺の中に残っている空気の量.図3 )が求められないため,機能的残気量(FRC),全肺気量(TLC)の測定はできません. スパイロメトリーでは1秒量(FEV1)や努力性肺活量(FVC)といった呼吸機能を評価するうえで重要な指標が得られますが,病状や治療効果を評価するうえでは実測値のみを使用すVol.17,No.1 009呼吸器と製剤のキホン気管支喘息・COPDの吸入剤