新耳鼻咽喉科学 11版

新耳鼻咽喉科学 11版 page 8/12

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第3章内耳疾患.内耳奇形inner ear anomalies内耳の発達が欠如したものからさまざまな段階で発達が停止したと考えられる諸型がある.内耳奇形の分類はJackler 分類(1987)が有名であり,....

第3章内耳疾患.内耳奇形inner ear anomalies内耳の発達が欠如したものからさまざまな段階で発達が停止したと考えられる諸型がある.内耳奇形の分類はJackler 分類(1987)が有名であり,蝸牛奇形は無形成,低形成,不完全分離,common cavity(共通腔)に分けられていた.その後,側頭骨CT画像による詳細な情報に基づき内耳の各部位ごとの分類が提唱され(Sennaroglu L & Saatci I,2002),蝸牛の奇形は表I-17のように分類されている.このうち蝸牛不完全分離Ⅰ型では,蝸牛軸が欠損して蝸牛全体が嚢胞状になり嚢胞状の前庭腔を伴うのに対し,Ⅱ型では蝸牛は1.5回転で中回転と頂回転が癒合して嚢胞状となり,前庭腔の拡大と前庭水管拡大を伴う.前庭・半規管の奇形は欠損,低形成,拡大に分類され,内耳道奇形は欠損,狭小,拡大に分類されている.耳科学・神経耳科学各論174a.皮膚切開c.側頭骨の切除範囲外頸動脈硬膜S 状静脈洞横突起内頸静脈舌下神経内頸動脈迷走神経b.内頸動脈の深さまで側頭骨を切除する図I-182 側頭骨亜全摘